田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

除夜の鐘がうるさい。エッエエエ?。  麻屋与志夫

2019-12-29 06:23:37 | ブログ
12月29日 日曜日

●駐車場を横切ったところ、氷がまだとけていなかった。「鹿沼はやっぱりさむいよね」と娘が妻に話しかけている。膝のねん挫で思うように動けない妻を手助けするために駆けつけてくれた娘Sの声が寒空を見上げていたわたしの耳にきこえてくる。

●今年も、残すところ二日。フトコロが不如意のためか、寒さが身に染みる。

●小説を書きつづつけるためにあらゆる夾雑物は排除してきた。社会性なし。こんな人生もあるのだなと、自嘲する。

●忘年会のシーズンだが出席したことも、誘われたこともない。ことしも愛妻とふたりで静かに近所の宝蔵寺の除夜の鐘をきくことになるだろう。

●除夜の鐘といえば、ネットに今年から中止する寺院があるらしい。その、理由のひとつとして「うるさい」という苦情があるというのだ。まったく、世の中かわってきている。そういえば、ヤオハンスーパーにいく途中の家で、側溝の川の流れの音が「うるさい」と苦情を漏らしているのをきいたことがある。年末だ。紅白の歌声がうるさいと感じる人もいる。「第五」だってうるさい。ジャズのCDをわが家では音を低くしてきく。ひとそれぞれ、好み、それぞれ、批評の余地はない。できるだけ老人は家に閉じこもって、家のなかだけで楽しく過ごすことのできる空間をつくりあげるのがいいような気がする。

●娘が帰っていった。二人と猫との生活にもどった。寂しが、これでいいのだ。

●あとは正月の来客を楽しみに待つのみだ。


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