田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

赤くなったカラスウリ/麻屋与志夫

2011-10-21 09:40:37 | ブログ
10月21日 金曜日

プログです。

●永六輔さんのことを書いた10月16日のブログで。
庭のカラスウリのことにチョッとふれておいた。
赤と青のカラスウリの対比。

    

そして、わたしはあらゆる面で未熟だからこの青いカラスウリだ。
と書いておいた。
ところがだ――。

●このわたしの自嘲ぎみの心情を。
造化の神がpityとおぼしめし。
奇跡をおこしてくれた。
昨日なんの気なしに、わたしの青いカラスウリを見あげたところ。
アラアラ、赤く熟しているではないか(写真はのちほど)。
うれしかった。
捨てる神あれば拾う神あり。

       

●同じ蔓の同じ箇所にまるで双子のように生っていたのに。
いっぽうだけが熟しているというのはアンフェアだとお気づきに成ったのかな。
いずれにしても、こんなささやかな自然の成り行きにもわたしは敏感に反応するようになっている。

●いまさらイイトシコイテ、原稿のモチコミもできない。
ただただ、ひたすら書きつづけるだけしか能がない。
平成4年までは、まがりなりにも雑誌に小説を書いて原稿料を稼いでいた。
それがかくのごとく尾羽打ち枯らし。
さびしい田舎暮らしをよぎなくさせられている。

●だいたいこうした古い諺に頼って文章をつづることじたい、古い、ふるいですよね。秋風が吹いている。
さびしく庭を逍遥した。
バラがケナゲニ咲いている。

    

●まだ内孫は一歳に成ったばかりだ。
あと二、三十年は書きつづけることができる。
そのうちどなたかわたしの小説を拾ってくださる方があらわれるだろう、と思っている。
期待している。

●野州路は紅葉の季節をむかえようとしている。

●あすは、カミサンを誘って日光にでもいこうかな。

●「クノイチ48帝都の夜に散る」は今日中にはアップします。
よろしくひきつづき、ご愛読ください。


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