田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

最近、若者がやさしくなった。 麻屋与志夫

2014-11-30 10:38:07 | ブログ
11月30日 日曜日

●大江戸線に若松河田から乗った。

弱者のための優先席に若者が、わがもの顔に座っていた。

三人とも夢中でゲームに興じている。

老婆が直まえに立っていた。

曲がった腰をのばしてストラップにぶら下がっている感じだ

●老婆がよろけてひとりの若者の足を踏んだ。

だまって老婆を見上げた。若者はすっくと席を立った。

老婆に席をゆずった。

●駅構内の売店で「焙煎、十六茶」を買った。

「熱いですよ。気をつけてください」

なるほど、熱かった。

知らずにボトルを握ると火傷するほど熱かった。

●最近若者が優しくなったと感じて、うれしかった。




日本経済新聞出版社刊。
親友香取俊介氏の作品です。わたしはいま再再読しています。
おもしろいですよ。いろいろな読み方のできる懐の広い作品です。
学生には、道徳の書としても読めると思います。
各紙の書評欄で好評です。ぜひご高読下さい。

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