田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

リリとドングリサッカ―の思い出。  麻屋与志夫

2016-09-05 04:55:06 | ブログ
9月5日 Mon.
●二年前の今日。
三毛猫リリがわが家の庭に迷いこんで来た。
猫らしくニャーと鳴けない生後三カ月くらいになる子猫だった。
なにか不幸を背負っているような哀れさがあった。

●妻がリリと名前を付けた。
それからのリリとの楽しかった日々。
そして不意に訪れた別れ。
この間のリリとの生活については「愛猫リリに捧げる哀歌」にまとめてある。
角川の「カクヨム」に発表してある。
ぜひ読んでみてください。

●ベニマルに買い出しに行くには「せせらぎ公園」の細い道を通る。
「あらつ」といって妻が屈みこんだ。
まだへた、 殻斗のついている 青いドングリの実を拾いあげた。
妻のウナジには白髪がめだつようになった。
ブナやクヌギの樹間から射しこむ日差しが妻の小柄な姿を小道に映している。

●妻はリリとドングリの実でサッカ―をヤツた時のことを思いだしているのだろう。













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