田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

「日本ロマンチック街道」終着の街にも春が来た。 麻屋与志夫

2014-02-19 07:47:52 | ブログ
2月19日 水曜日

●日の出前に起きて、東側のカーテンを引いた。
窓にはりつけて置いた発泡スチロールの板を取り除いた。

●間もなくご来光。
朝日の明るさはすでに春。
家々の庭や裏通りにはまだ雪がのこっているものの、大通りは車が行き来している。
この通りは信州上田から始まる「日本ロマンチック街道」の終着地となっている。

●もっとも、つい最近まで天神町の交差点にあったその標識がなくなっている。
INで調べてみる。
終着地は「日光」となっている。
隣町だ。
でも鹿沼には「日光例弊使街道」が通っている。
この地方は「前日光高原」と呼ばれている。
そんなこんなを考えたら、ロマンチック街道の終着地と考えてもいいのではないか。
なにか不都合があって、標識をとりのぞいたのだろうか。
その辺のところは、行政当局に訊いてみなければわからない。

●ここはロマンチック街道終着の町と考えていた方が、ロマンチックというものだ。

●発泡スチロールの板の取り外しで、乾いたガサガサした音がした。
わたしの寝床にまだ潜っていたブラッキがおどろいてとびだした。
ドアのところにいる。
階下に逃げたいのだろう。
「おどろかなくていい。なんでもない。春が来たので板をとったのだ」
と、言い聞かせながら、抱きあげ机の上にのせてあげる。
東から射しこむ朝日に気づき日向ぼっこをはじめるブラッキ。
sheも春の兆しを感知したのだろう。
黒い毛並みが春の陽光をいっぱいに浴びて光っている。



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