田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

「ドライブマイカー」に感動できなかったので恐怖。 麻屋与志夫

2022-07-24 08:03:20 | ブログ
7月24日 日曜日
●「塾の教室は冷房してあるから」
どうもうちのカミさんは最近では亭主よりアメショウ♀、レッドダビーのルナのほうに関心が移っているようだ。こちらは英語、国語の生徒がもっかのところいないので、どうも意気消沈といったていたらく。ルナは教室のイチゴの箱にはいって寝るのがお好みだ。それで、教室は冷房してある。

●猫はコタツで丸くなるという。ルナは小さなイチゴの箱で四角になってお昼寝。よく眠る。
ルナはこちらの言葉をよく理解する。うっかりルナの前で「おれの部屋は冷房してもらえない」などと不満をもらすと、カミさんに告げ口されそうで怖い。
「外で遊ぼう」と声をかけると、どこからともなくとんできて、玄関の引き戸のまえにすわっている。夫婦で買い物に出かけるときは、けっして、後を追わない。わたしが、リックを背負ったり妻が買い物かごを持ったりしているのがわかるらしい。
「ルナオネンコショウ」と妻が夜、声をかけると寝室のわたしの机の上のイチゴの箱にさっとはいる。どうなっているのだ、この猫はとおもうほど、こちらの言葉を理解してくれる。

●わたしが、パソコンに向かって無い知恵を絞って小説を書いていると、ジッとわたしを
注視している。そのうち、わたしに代わってキーボードを叩きだすのではないか。恐怖を感じる。

●恐怖といえは「ドライブマイカー」を観た。まったく感動しないので、驚き、そして背筋を戦慄がはしった。感性がにぶったのだ。こんなところにも、老いが忍び込んでいる。肉体と共に老いの浸食は精神面にもあらわれる。そう思うと、昨夜はよく眠れなかった。

●イチゴの箱の寝床ですやすや寝息をたてているルナがうらめしかった。



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