田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

醜い花芽から美しい藤の花が咲く。わたしも……麻屋与志夫

2015-04-05 07:59:25 | ブログ
4月5日 日曜日

●あさから、春の雨。
庭木や草の葉がしっとりとぬれている。
藤の花芽がふくらんできた。
薄茶色の芋虫みたいな形だ。
ゆうがな紫色の大輪の花に生長していくとは、とても思えない、キモイ形。
紫色の花となり、おおきな花房となってからも大地を恋しがるようにさらに垂れ下がっていく。
花芽のときとミゴトな花になってからのへだたり。
小さな花芽とおおきすぎるほどの花房。
開花してからもますます美しく膨らみ垂れ下がる旺盛な成長力。
すばらしい。

●わたしは醜い芋虫。
成長がとまっている。
このままで、ダサクを書き連ね、みなさんによろこんでもらえるような作品を生み出すことができないのだろうか。
じぶんで満足のいかない、未成熟な作品を披歴している。
いつも心苦しく思っている。
でも、わたしがまだまだの作品と思っても、「おもしろかった」とコメントをいただくとすごくうれしい。
小説は読者と共にあるものだ。
わたしの小説のいたらないところを読み巧者のかたが補ってくださるからなのだろう。

●春の雨にけぶる庭を眺めながら、けさは、才能の開花、成熟についてかんがえていた。


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