田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

巧言令色鮮なし仁、なーんてこと実行してきたらこのテイタラク。塾生が集まらない。  麻屋与志夫

2016-12-27 10:15:26 | ブログ
12月27日 Tus. 曇り

巧言令色鮮なし仁、なーんてこと実行してきたらこのテイタラク。塾生が集まらない。

●カミサンが留守なので、なにもすることができない。小説を書くこと以外には英語を高校生から小学生に教える塾をやっているが、あとは何も皆目できない。高等遊民のなれの果てだ。さいごの文学青年だ。いや青年ではない爺だ。いまどき文学青年、文学浪人、文学爺なんていっても、もはや、絶滅した種族だ。さいわいにして、田舎にひきこもったので、なんとかいままで生きてこられたのだろう。

●田舎町の塾の宣伝はすさまじい。とても中央で活躍しているひとたちには理解できないだろう。「入塾生のお母さんには、エルメスのスカーフをプレゼントします」

●ともかく公には発表できないような、上記以上に理解に苦しむ宣伝文がみうけられる。

●やはり甘いことをささやいてPRしなければだめなのでしょうか。

●国語の能力、とくに作文能力を向上させることが、大切ですよと、呼びかけても悲しいかな、国語教室の生徒は0。もうこうなったら、やぶれかぶれ。数学と英語の二教科やってくれる生徒には国語一教科サービスでつけますよ。といった、宣伝することにした。じぶんの体に負担をかけて、この難局をきりぬけていかなければならないだろう。現役の作家が国語、作文の指導をします。などというコピーは、なんの効果も生みださない。

●トホホな人生をトホホな田舎町で過ごし、トボトボと黄泉比良坂に連なる老いの坂道を歩くにしても、霞みを食べて生きている訳ではないので、心細いかぎりだ。

●「駅から五分」という有名なキャッチフレーズ。それ以上の誇大広告をする塾に、太刀打ちすることはできない。とっくの昔にコウサンコウサンと、敗北宣言をだしている。

●これから、どうなっていくのでしょうね。カミサンは東京へもどりたい。死ぬ時は東京にしたい。と嘆くばかりです。

●空気はうまいし、水はおいしい。ウイスキーの水割りを水道水でつくれる日本でも稀有な、水のおいしい街です。自然環境はすばらしい。だれか、話し相手になる人が、東京から移住してこないかな――。

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