田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

年賀はがきを買ったところ、来年はわたしの干支、酉年だ! 麻屋与志夫

2016-12-25 10:11:33 | ブログ
12月25日 Sun. 晴れ
年賀はがきを買ったところ、来年はわたしの干支、酉年だ!

●「ねえ、パパ、何枚にするの」
いまだに、わたしに、パパと呼びかけている。
なにかお妾さんに声をかけられているようだ。
妾という言葉は、放送禁止用語だ。
でも、わたしの周辺ではごく当たり前に使用されている。
若い愛人と置きかえるべきなのだろう。

●数年前、御成橋町を歩いていたら小学校の同級生のKにあった。
「奥さん、若く見えるね。二度目のカアチャンケ」
と声をかけられた。
これも最高の誉め言葉で、二度目のというところが、いかにもこの街のひとの表現だ。
「Yはうまくやっている。妾がいるんだぞ」
と――ここで妾という言葉がごく自然に彼の口からこぼれた。
まだまだ、この言葉が、女性蔑視につながるとは、気づいていない街だ。
「パパ。何枚買うの」
気がつけば老妻がふりかえっている。
わたしがなにをかんがえていたかは、わからないだろう。

●「20枚でいいかな」
交際の範囲もせばまったというより、大半の友だちはあちらにいってしまっている。

●「パパはね、今年の干支なのよ」
なるほど。そういうことか。酉年か。めったに意識したことのないじぶんの年齢を自覚した歳末の一コマでした。



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