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日本をダメにする社会学者 - 3 ( 令和は、害虫駆除の時代 )

2019-09-25 22:41:05 | 徒然の記
 本日は共同通信社の記事へ戻り、大澤真幸害虫教授の、詐欺師的論理の展開を紹介します。
 
 「現在の日韓関係の中で、日本政府がとった戦術を、日本人の大多数は支持した。韓国にガツンと一発食らわせて、日本人はすっきりしたのである。」
 
 私もそうですが、国を思う国民は、何もスッキリしていません。問題は何も解決していないのですし、現にこの大澤氏のような害虫学者が、韓国寄りの意見を新聞で発表するなど、辟易しうんざりし、嫌悪を高めただけです。
 
 社会学者だというのに、国民心情の分析が足りず、「日本人はすっきりしたのである。」などと、見当ハズレの推測を述べます。しかし詭弁の始まりは、これからです。
 
 「国民の利益に敵対することが、最大の罪であるという見解に組するとすれば、私たちは、ロシアのプーチン大統領と同じことになる。」
 
 韓国から吹っかけられた悪口雑言と、敵対行動が原因だというのに、氏の意見は、あいちトリエンターレに行ったり、プーチン大統領に行ったり、余計な範囲に広がります。「国民の利益に敵対することが、最大の罪である」と、大上段に振りかぶらず、「国民の気持ちに反することは、罪である。」と、普通に述べればいいのです。「最大」とか、「敵対」とか、大袈裟な言葉を使うから、穏やかな人間の多い日本では、「そこまでの話ではなかろう」と、つい氏の術作に乗せられてしまいます。
 
 プーチン大統領を出すまでもなく、「国民の気持ちに反する行為は罪」です。当たり前なのことを、回りくどく述べ、読者をたぶらかしていきます。
 
 「プーチンは、国に対する裏切りほど重い罪はなく、反逆者は厳しく罰せられなくてならないと語っている。」「実際祖国を裏切った、ロシア情報機関員が殺されかけた事件もあり、この発言はドキリとさせるものがあります。」
 
 反日左翼の常套手段ですが、極端な例と結びつけ、常識論を否定しようとしていきます。プーチン氏の、厳しい処罰を引き合いに出す必要はどこにもありません。私たちの常識からしても、「国を裏切った者は罪人」です。それでも氏は、詭弁を続けます。
 
 「日韓関係を客観的な観点から見直せば、国民の快楽や利害に最も忠実な行動が、常に正しいとは限らないことは、すぐに分かる。」
 
 ここで注目しなくてならないのは、氏が使っている言葉の不適切さです。今回政府が、韓国に対して取った厳しい処置が、「国民の快楽や利害」に、何の関係があったというのでしょう。
 
 韓国に厳しい対応をしたからと行って、快楽を覚えた人間が何人いるのでしょう。利害の面から政府を応援した国民が、何人いるのでしょう。卑しい学者である氏は、快楽とか利害とか、そんな言葉でしか思考できない人間なのです。日本人の気持ちが氏には分析できません。私たちは、ただ韓国の嘘と屁身勝手な理屈が、不愉快なだけなのです。
 
 「あるいは香港での、大規模なデモを見れば分かるであろう。」「国を裏切る者の方にこそ、より高い倫理や正義がある。」
 
 ここまでくると、氏はまさにペテン師で、文在寅氏に劣らない屁理屈学者です。日本政府に逆らい、意を唱える反日の馬鹿者たちを、香港で独裁の中国と戦う人々と同列に並べ、正当化しようとしています。別事件を都合よく解釈し、「国を裏切る者にこそ大義がある」と、バカな意見につなげています。氏の愚論というより、韓国擁護の屁理屈に、どれだけの国民がたぶらかされるのでしょう。
 
 私は氏に、聞いてみたくなります。
 
 「貴方は日本国民を、そんなにバカだと思っているのですか。自分が言えばついてくると、自惚れ過ぎてはいませんか。」
 
 令和の時代は害虫駆除の時代になる、と多くの国民が考えていることに、氏は気づいていません。だから共産党のように、国民を扇動する意見を相変わらず述べています。
 
 「今日世界中のどの国民も、最もクリティカルな時には、あえて自身に不快なことを選択し、国民の大義を裏切ることができなくてならない。」
 
 冗談でしょうと、言いたくなります。裏切ることができるようなものは、そもそも国民の大義ではありません。反日左翼の氏が、何を国民の大義と考えているのか、知りませんが、きっと大義の意味を知らないのでしょう。
 
 「マルクスの言葉を、想起すると良い。市場の自由と平等は、資本の利己的な目的にだけ奉仕するというわけだ。もし私たちが、国民国家レベルの民主主義しか持たなければ、絶対に資本の振る舞いを抑制することはできない。」
 
 さてここでもう一度、新聞記事の最初のタイトルに戻りましょう。
 
日韓関係と香港のデモ」「国民の大義を超える」
 
 氏の意見は、どこでこの主題とつながっているのでしょう。あっちへ飛び、こっちへ飛び、最後にはマルクスの言葉にまで行きました。支離滅裂ですが、共産党には忠実な氏です。マスクス主義の正当性が結論でした。
 
 9月21日の千葉日報に、小さな記事が載りました。共産党の志位委員長が、東京都内で講演をしたという記事です。資本論の意義を訴えるという内容で、次のように話しています。
 
 「マルクスの資本論は、現代日本の私たちを励ます様々な命題がある。ぜひマルクスを研究し、多くの人に活用してもらいたい。」
 
 氏の愚論が、志位委員長の記事と無関係であると、私は思いません。彼らはマスコミを媒介として、今もなお連携し、日本をダメにする活動をしているのです。オレオレ詐欺と同じですから、老人だけでなく、若者も騙されないようにしなければなりません。私の結論を述べます。
 
  「令和は、害虫駆除の時代になる。」
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