ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

この落差 - 5 ( 慰安婦記事誤報で 謝罪した朝日)

2018-10-07 21:35:40 | 徒然の記

 さて、今回は、平成26年 (2014) 8月5日に、朝日新聞が行った「慰安婦問題」への言い訳の翌日、即座に反応したネットの情報を紹介いたします。

 朝日に負けない、大きな活字の見出しです。文章が、まるで源氏物語のように長いので、気短な読者のため、私が独断で短くいたしました。補足する言葉を加え、意味が繋がるよう編集もいたしました。捏造はしていませんので、そこは、ご了承ください。

  [ 朝日新聞が、慰安婦問題で誤報認める ] (2014年8月6日)

  1. 吉田証言記事の取消

 「朝日新聞は、吉田の証言を虚偽と認定し、記事を撤回した。」「朝日新聞によれば、昭和57年 (1982 ) 9月2日、大阪本社版朝刊社会面の、」「吉田の記事初掲載以来、確認できただけで、」「吉田証言の記事を、16回掲載したとした。」

 「平成4年 ( 1992 ) 4月30日、産経新聞朝刊で、」「歴史学者秦氏による、吉田証言への疑問と指摘があった。」「平成9年 (1997 ) 3月31日の特集記事で、虚偽との指摘や報道があったため、」「吉田に取材面会を申し込んだが、吉田から拒否された。」「吉田は、体験をそのまま書いた、」「と電話で答えた。」「その後、朝日新聞として、吉田のことは取り上げていない、としている。」

 「このほか、平成24年 ( 2012 ) 11月、日本記者クラブ主催の党首討論会で、」「朝日新聞の誤報による、詐欺師のような吉田の本が、まるで事実のように伝わり、」「問題が大きくなったとの、自民党安倍晋三総裁の指摘などを、」「順次、経過を追って記述している。」

 「平成26年 ( 2014 ) 4月から5月にかけて、」「済州島内で、70代後半から90代の、計約40人から話を聞いたが、」「強制連行したという、吉田の記述を裏付ける証言は、得られなかったとして、」「済州島で連行したという、吉田証言には、」「裏付けが得られず、虚偽と判断したと述べている。」

 「また " 読者のみなさま " へとして」「当時、虚偽の証言は見抜けませんでした、としている。」

 2. 女子挺身隊と慰安婦の混同について 

 「同日の記事で、女子挺身隊と、慰安婦を混同したことを、」「当時の、研究不足のためと説明した。」

 これが、当日の記事についての、ネットの反応の一部です。もうおぼろげにしか記憶がありませんが、当時は、東日本大震災時の原発事故の後始末と重なっており、福島原発の責任者だった吉田所長に関し、朝日が重大な誤報をしていました。この件についても、多くの新聞が「吉田調書」と騒いでいましたから、「吉田証言」と紛らわしく、国民は戸惑ったのではないでしょうか。

 福島原発の「吉田調書」の誤報が、いかに大きかったかは、のちに辞任した朝日新聞の、木村伊量 ( ただかず ) 社長の会見が、二つの誤報の責任を取るという理由だったことからも伺えます。

  朝日新聞は、歴史学者秦氏から、「吉田証言」の嘘を平成4年に指摘されていながら、何も対応せず、5年後の平成9年に、吉田へ電話をかけ、やっと虚偽だったと認めています。それだけではありません、強制連行の現場である済州島への現地取材は、平成26年に実施しています。秦氏の指摘から、なんと22年後です。しかも同社の説明では、吉田の嘘が分かった後からは、記事として取り上げていないと弁明しています。

 これだけ韓国国内を騒がせ、日本人の心を切り刻んだ大ウソなら、「以後は取り上げていません。」、で済むような話であるはずがありません。即座に、全面トップの訂正と謝罪記事を書き、国民に知らせなくてどうするのでしょう。次には、韓国・朝鮮への誤報訂正と謝罪、ワシントンポストへの誤報訂正記事と謝罪が続かなくてはなりません。

 それでなくては、朝日の社是が泣くというものでしょう。

   一、不偏不党の地に立って言論の自由を貫き、民主国家の完成と世界平和の確立に寄与す。
   一、正義人道に基いて国民の幸福に献身し、一切の不法と暴力を排して腐敗と闘う。
   一、真実を公正敏速に報道し、評論は進歩的精神を持してその中正を期す。
   一、常に寛容の心を忘れず、品位と責任を重んじ、清新にして重厚の風をたっとぶ。

 息子たちよ。父は、ここにもう一度、先日のブログから、国連人権委員会の動きを転記しましょう。朝日が、秦氏や国内の保守学者の指摘に対応しなかった理由が、良く分かります。

  2. 平成4年 ( 1992 )

          国連人権委員会の、小委員会で、慰安婦に関する様々な報告と決議がされた。

  3. 平成5年 ( 1993 )

          小委員会で、日本政府に対し、元慰安婦への個人補償を勧告するという、戸塚氏が代表を務める、「IED報告書」が、正式に採択された。

  4. 平成6年 ( 1994 )

           ウィーンで行われた、世界人権会議で、戸塚氏が主張する「性奴隷」という言葉が、「性的奴隷制度」という表現で、国連の用語として採用された。

  ・国連人権委員会は、スリランカ出身のラディカ・クマラスワミを特別報告者に任命し、毎年報告をするよう義務づけた。

   5. 平成8年 ( 1996 )

       クマラスワミが、「日本への訪問調査に基づく報告書」を提出した。

 つまり朝日新聞は、この時期、日本の反日・左翼団体と協力し、国連人権委員会を舞台に、「慰安婦問題」「ヘイトスピーチ問題」で活動していたのです。しかも韓国や中国政府に支援された、民団や、韓国・民弁、韓国挺身隊問題対策協議会などと連携し、日本攻撃のロビィスト活動をしていました。

 当然ながら朝日の言い訳の中に、そんな動きは一言も述べられていません。息子たちに言います。だから、朝日新聞を読んでいると、世界の動きが掴めなくなり、日本が世界で一番悪い国だと、信じさせられます。朝日新聞だけでなく、先日ブログにした、共同通信社だって、似たようなものです。NHKですら、迂闊に信じられない現在ですから、息子たちには、くれぐれも心してマスコミに向かうよう、親心として伝えておきます。

 そろそろ、紅葉の秋が来ます。先日の風台風のおかけで、庭木の葉が吹き飛んだり、千切れたりしました。傷だらけの葉は、紅葉する前に枯れてしまいそうです。今年の秋は、楽しみの少ない「ねこ庭」となりました。父の心も、朝日のおかけで、庭の葉と同じように傷ついていますが、めげずに明日も、「ネットの反応」の続きを紹介いたします。

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この落差 - 4 ( 朝日新聞綱領と実際の記事比較 )

2018-10-07 15:49:09 | 徒然の記

 私の手元に、平成26年10月発行の月間誌「WiLL」と、新聞の切り抜きノートがあります。

 月間誌「WiLL」は、廃棄図書として、市の図書館からもらってきました。新聞の切り抜きノートは、私が以前から作っているものです。二つとも、こんなところで役に立つとは、思ってもいませんでした。

  本日のテーマは、「犯罪会社」である「朝日新聞」の実態を、息子たちに伝えるとともに、ブログを訪問される方へのご報告です。朝日新聞という巨大な会社を中心に、日本の社会がどれほど腐っているのか、その一端を理解してもらえたらと祈ります。本論に入る前に、昭和27年に制定された、朝日新聞の社是 ( 正確には「朝日新聞綱領」という ) を、参考のため転記いたします。

   一、不偏不党の地に立って言論の自由を貫き、民主国家の完成と世界平和の確立に寄与す。
   一、正義人道に基いて国民の幸福に献身し、一切の不法と暴力を排して腐敗と闘う。
   一、真実を公正敏速に報道し、評論は進歩的精神を持してその中正を期す。
   一、常に寛容の心を忘れず、品位と責任を重んじ、清新にして重厚の風をたっとぶ。

  私はこの真面目な綱領を、他の人がするように笑いません。昭和27年当時の朝日には、使命感に燃えた、立派な経営者や記者がいたのだと思います。「権力は腐敗する」という言葉がありますが、朝日新聞も、マスコミ界のトップに長く君臨し、周囲におだてられ、いつしか、腐臭を漂わせる会社になったのだと思います。

 朝日新聞社は、朝日を信頼する読者に支えられ、740万部という発行部数を誇っていました。これだけの部数があれば、講読料のみならず、広告収入も巨額となり、朝日の経営に潤沢な資金をもたらしました。この資金を使い、各種の社会福祉団体へ寄付をするだけでなく、反日・左翼の政治家、学者、文化人、活動家へ、高額な謝礼を払い、自社の意見を代弁させました。

 新聞界だけでなく、テレビ界も、同じことをしていますから、朝日ばかりを責める気はありませんが、マスコミ界のリーダーとして、あまりに横暴な振る舞いをし過ぎました。桁違いの資金で、桁違いの反日活動をしたのですから、許してはなりませんが、朝日の犯罪を終焉させるには、政治家も、学者も、文化人も、当てになりません。

 彼らのほとんどが利権受益者で、仲間ですから、厳しい意見の言えるはずがありません。朝日の犯罪を終わらせる力を持っているのは、結局私たち国民しかありません。朝日新聞を、読まない、買わない、見ないと、国民が決断すれば、朝日は半年も経てば倒産いたします。

 私たちの大切な日本を、ここまで傷つけ、悪し様にののしった朝日を、普通の国民なら許すはずがありません。私たちは、これまで事実を知らなかったのであり、知らされなかっただけのことです。普通の人は忙しくて、私のように本を読んだり、新聞を切り抜いたり、ネットで検索したり、こんなことをする時間がありません。

 恥ずかしい話ながら、私も、大学卒業以来、こんな朝日を信頼し、40年以上も定期購読をしてきました。ですから、朝日新聞を読んでいる人間を、笑う気持ちになれません。反日・左翼の思考を良しとする人間でない限り、朝日新聞の活動実態を知れば、決別の断を下すはずと、自分の経験から予測いたします。

  前置きが長くなりましたが、私の息子たちに言います。お前たちが、曇りのない目を持っているのなら、父のブログを読み、朝日新聞が国連人権委員会での黒幕の一つだと、理解できたと思います。彼らの反日運動は、朝日新聞の記事と、朝日の支援なしでは、成り立たなかったのです。報道の自由の名前を借り、朝日がやったことは、日本国民と国に対する、国際的犯罪です。

 平成26年 (2014) 8月5日に、朝日新聞は、慰安婦問題について、「慰安婦問題を考える」、「読者の疑問に答えます」と題した検証記事を、16-17面に掲載しました。昭和57年 ( 1982 )に、 朝日新聞が、吉田清治の大嘘を、大スクープとして、一面のトップで報道して以来、32年が経過し、やっと「慰安婦報道記事」の訂正をいたしました。

  虚偽報道でないかという批判が高まり、世論に抗し切れなくなった朝日が、やっと弁明をいたしました。しかしそれは、一連の「犯罪記事」に関する、お詫びとも言えない「言い訳」でした。当時のネット情報がありますので、そのまま引用いたします。

  このまま続けたいのですが、書き出すと、スペースオーバーになります。しかも、朝日の弁明は、他を攻撃するときの歯切れの良さがなく、回りくどい言い訳ですから、読んでいて退屈します。息子たち以外の方には、無理にお勧めする気になれない、屁理屈の羅列です。
 
 忍耐力のある方は、どうか、お付き合いください。
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