偶然に、チャンネル桜の動画「国連の本当の姿」を観たのは、平成30年10月4日でした。あれから11日間、「この落差」に驚き、今回で16回目になりました。
おかげで沢山勉強させてもらいまして、本日第一回目の、「国連人権委員会」へと戻りました。
1. 中 国 Ms. リー・ヤンドウアン
2. アメリカ Ms. ゲイ・マクドゥーガル
3. ベルギー Mr. マーク・ボシュイ
4. 韓 国 Ms. チョン・ジンソン
5. スペイン Mr. ニコラス・マルガン
6. ガテマラ Mr. カリー・ツザイ
7. コートジボワール Mr. ダイアビー・バカリ
8. ハンガリー Ms. リタ・イザック
「大事な国際会議の場では、当意即妙の対話が重要なのに、」「会話もできないリーダーが、国際人と言えるのだろうか。」「そんな話でしたが、とても大事な意見ですね。」「今の日本は、時代の流れとして、国民が英語をやらねばならなくなっています。」
「書物を理解するための英語でなく、日本人の意見を、世界に発信するための、道具としての英語なんです。」「TPPの場にしたって、日本人の発言が出ないから、」「日本の意見というものが、世界に伝わらない。」「中国や韓国は、世界から学ぶために英語をやっているのでなく、自分たちの考えを、世界に伝えるためやっています。」「だから日本人は、世界で、中国人や韓国人に、やられてしまうのです。」
「日本語に安住するのでなく、世界の共通語を、予備として持つことの重要性に、気づかなくてはなりません。」
国際会議の様子をテレビで見ても、他国の首脳は、気楽に談笑しているのに、日本の総理だけが孤立していました。民主党の政権時代、国内では、官僚を怒鳴り散らし、「イラ菅」と恐れられていた菅総理も、国際会議では、仲間はずれの悪ガキみたいに小さくなっていました。話しかけられても、照れ隠しの笑いでしか応じられなかった、菅氏の姿がまだ忘れられません。
菅氏に限らず、麻生元総理だって、沢山英語を喋っていたが、ほとんど相手に通じない日本語英語だったと、意地悪な話もありました。偉そうに言っている私にしても、しどろもどろの英語しか話せず、外国旅行をした時は、ほとんど通じませんでした。
「英語が重要だというのは、喋っている国の多さと、」「人口の多さなんです。」「欧米は、もちろん英語が通じますね。」「ASEAN諸国だって、ほとんど英語圏ですよ。」
「インドネシアが人口2億人、インドが13億人、中国が15億人、韓国が5000万人。」「ざっと数えても、これだけの人口が、英語の習得に向かっています。」「韓国などは、防衛のための英語習得を、国を挙げて目指しているのです。」
「日本人は、英語を使って国を守る、という気概を持たなくてはなりませんね。」「もっと言葉の大切さを、認識すべきなのです。」
氏が亡くなる年の動画だったと記憶していますが、いわば氏の「日本人への遺言」みたいなものです。ずっと心に残る言葉でしたから、こうして折があると、私の中で再生されます。
私は身勝手な人間ですから、自分で努力する気はありませんが、せめて国連に出席するような官僚諸氏には、平泉氏の言葉を省庁の壁にでも貼り付け、朝晩合唱するくらいの気概が欲しいと思います。
どうして、優秀な官僚諸氏が、国連でこんないい加減な答弁しかできないのか、動画を見た、元外務官僚の馬渕睦夫氏が、興味深い意見を述べています。次回は、これにつきましてご報告いたします。