のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

もっと音楽を水と土の里なれば

2011年03月23日 | 散歩漫歩
「手賀の水・土・里を未来につなげたい」

わが家の加工部門の新しいキャッチフレーズです

実は「水土里ネット」というと今では土地改良区連合会の別称ですが
わが家の加工担当取締役によれば
30年も前からいろいろなところで使ってきたと主張しておりまして
どこにも断りなく使うことに


震災の余震が続いております
放射性物質の飛散だけでなく
とうとう
青菜も牛乳も水道水も気ままに口にすることができなくなりました

これからどこまで連れて行かれるのか
水・土・里を未来につなげられるのか
当地でさえそう思うのですから
現地の方々の悲しみは察するに余りあります


被災地には音楽が足りないという声があるそうです
ようやくラジオなどでは音楽を積極的に流すようになってきました

ネットニュースを見ていましたら
「イギリス出身のアーティスト、キース・エマーソンが
日本の東北太平洋沖地震と津波の被害を知り
日本の人々のために作曲した曲
「日出ずる国へ(The Land Of Rising Sun)」
メッセージをYouTubeで公開した」との記事

キース・エマーソン …Emerson Lake and Palmer …ELP
なんと懐かしい響き
初めて買ったステレオオーディオでPicture at an Exibitionを聞いて
ああ 音が右から左へ 左から右へ動く…
音のステレオ世界に初めて踏み入れた瞬間でした

YouTubeには彼らに関する40件の動画が登録されていて
一気に40年前にタイムスリップ

当時は演奏している動画など身近にあるわけもなく
『ミュージックライフ』誌を眺めながらLPレコードを聴いていました
それが40年後にその演奏画像で再び楽しむことができるとは

曲を流している間 気分だけ青年時代に戻れたのですが
近年の彼らの姿は時間の流れを感じさせるのに十分でした