のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

ハイテク機等身高の宙を舞う

2010年07月08日 | 今年の米づくり
梅雨の中休みの絶好の日和。
当地区で水田農薬の空中散布が行われました。
有人ヘリコプター時代の散布作業のお手伝いはしていたのですが、
数年前に無人ヘリコプターになってからは初めて。

農薬の空中散布の是非についてはいろいろとあります。
有人ヘリコプターの時はさもありなんという感じでしたが、
無人ヘリコプターの作業を身近に眺めていて、
これならお叱りを受けることも少なくなるのではと思えました。

             

軍事機密にもなるようなハイテクヘリは
全長3mほど、ワンボックス車に積まれてやってきて
軽トラックに乗せられて移動しました。
重量は60kg弱で、2人で荷台から乗せ降ろしができます。
これで8ケタに近い価格といいます。

自動制御機能が強く働き、
地上2m前後の空中をハチのように飛び回れます。
散布の一時停止もホバーリングもツバメ返しも思いのままとか。

周辺市では取りやめているのになぜやるのか、
適期に散布しなくて本当に効果はあるのか、
等々の声には反論は難しいものです。
あえていうなら、
柏市には利根川の田中遊水地や手賀沼干拓の広大な水田地帯があるから
ということでしょうか。

無人ヘリの問題は有人ヘリより費用がかかること。
もしかしたら生産者が来年から費用を負担しきれず、
空中散布が取り止めになるかもしれません。

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