のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

稲穂見て空と足下、鳥を見て

2014年09月11日 | 今年の米づくり
当地でも稲刈りシーズンが始まっておよそ二週間
例年ならほぼ終わりかけているころですが
今年はまだ半分ほどでしょうか

まだ葉が青くても乾燥度合いは20%ぐらいまで進んでいて
いつでも刈り入れられる
むしろはやく刈らなければという状態ですが

その理由は地盤が柔らかく
ぬかるんで機械が動けないために
稲刈りが遅れているようです

8月20日ごろまでは暑い夏でした
西日本の長雨が申し訳なく思うくらい
だから田んぼにはたっぷりと水を溜めていました
用水も20日まであって
最後まで入水をしていた田んぼが多かったのではないでしょうか
いつもならそれで正解だったはずです

ところが、今年は8月下旬から雨模様が続き
水を切っても一向に田んぼが乾きません
さらに悪いことに今年は稲の成育が進んでいて
例年より一週間から十日早い
刈り入れ適期に田んぼの乾きが間に合いません

わが家はそれでもこれまでに3/4終わりました
旧盆のころ、知人と西日本の長雨をみて
このまま終わる訳がない
交代に今度はこっちで雨が続くんじゃない?
なんて話していました
成育が進んでいることもわかっていましたので
早めに水を切っておいたほうがいいとも話していました
そのため比較的地盤は固まっていたものですから
天気を見ながらやれるところから稲刈りをしていました

明日からよい天気が続くという予報です
でも今日のゲリラ豪雨です
当地も一時的には大粒の雨でした
これまで良かった田んぼの地盤も心配です

まだ稲の残っている農家は
さぞかし焦っているのではと聞いてみると
それほどでもなさそう
だって稲刈りはライスセンターに頼んであるからさあ
って、焦っているのはライスセンターという名の作業請け負い農家だけ?




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