のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

水耕ミツバ「工場?」

2005年11月17日 | 農のあれこれ
昨日の2件目の視察は施設野菜農家で水耕ミツバを生産していました。

まず立地にびっくり。総武線西船橋駅より歩いて5分というところでしょうか。マンションやビルに囲まれた中にぴったりと温室ハウスがはまり込んでいました。

2000㎡の広さのハウスで、芽をだしたばかりのミツバから出荷間近なミツバまで何台もの台が並んでいました。長さ40mはあろうかという一つ一つの台を左右に移動させ、空間をつくって植え付け、収穫等の作業をするそうです。播種から出荷まで夏場で40日、冬場で70日、年間9回転させるそうです。1000㎡のハウスがもう一棟あって、一日に3000~4000袋を出荷。生産を始めて以来18年間、市場休日以外に出荷を休んだことはないと話していました。

道路の向かいにも小松菜?が芽を出している普通畑がまだ残されていて、都市農家の心意気とみるか、変わり者とみるかはその人の立場で違ってくるかもしれません。以前、ビルの中で野菜を育てようという試みも話題となりましたが、身近なところでモノを生産するという姿が見られるということはよいことだと思います。

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2 コメント

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生活も計画的に楽しんで (berry)
2005-11-21 16:03:51
 水耕経営をされているIさん。出荷のない日は家族でゴルフ、旅行など計画的に遊ぶのだそうです。出荷のない日はハウスには行かない。その徹底振りに農業といえどもけじめの経営姿勢が見えるようでした。
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かっこいい! (mizdesign)
2005-11-18 10:52:47
 ナシの早期成園化モデルといい、このミツバ「工場」といい、とてもかっこいいですね。杉野さんの驚きと感動が伝わってくるようです。
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