のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

人をさす草もへたへた枯れにけり(一茶)

2008年11月24日 | 今年の米づくり
午後から雨というので
ようやく乾いてきた田んぼを始末しようと
ひこばえの伸びた稲株をモアという草刈り機で粉砕しました。

写真の後部、薄緑色の部分。
濃い緑の部分はひこばえの残っている田んぼ。

稲株や藁は分解すれば土に有機質を供給する資材になるのですが、
未分解のままですと、稲の生育にはむしろ弊害。
稲刈り直後に耕せればモアの出番などないのですが、
今年の秋は雨の日が多く、
まだ水のたまっている田んぼがあるほどです。

幸いわが家の田んぼはトラクターが入れるくらいには乾燥し、
有機質の分解を早めるために昨年からこんなことを始めました。
これで来春までの耕す作業のうち1回は省けます。

と、あたりを見回すと、
夏の間、隆盛を誇っていた土手の雑草が枯れ、
田んぼはいろいろな色で縁どられていました。
タイトル写真の草はムラサキ色が入っているようです。



こちらは黄金色?



こちらは白銀色?

みんな「アースカラー」ってやつですか。

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