のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

桜ばないのち一ぱいに咲くからに生命をかけてわが眺めたり(岡本かの子)

2008年03月28日 | 農のあれこれ
千葉駅に近い桜は満開のようでした。
今日は農地・水・環境フォーラムのパネラーの一人として
千葉に出かけていました。

農地・水・環境保全向上対策という事業が
全国で行われていまして、
今後さらに広めようと企画されたようです。
この対策は農地や農業用水基盤の管理保全を
地元の地域住民の方に担ってもらおうというものです。

見ようによっては、
業者委託してきた保全管理を
地域で替わりにやってもらい安く上げようとするものですが、
別の見方をすれば
崩壊寸前の農村社会を再生するきっかけになるかもしれない
事業ともいえます。

パネルディスカッションでは
市原市内陸部小港鉄道沿線で環境保全活動を行っている
市原ルネッサンス』が紹介されました。

確固とした組織があるわけでなく、
さまざまな団体の緩やかなネットワークで
NPO法人化も考えていないとのことでした。

動員された各地の重鎮たちには
消費者の視点でとか、消費者と交流して考えるというような
パネラーの発言はいま少し受けが良くなかった印象でしたが、
何人かは何かを感じていただけたかと思います。