のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

一斗二升五合

2007年01月08日 | 農のあれこれ
昼のTVで紹介されていたものです。タイトルの文字の書いたしゃもじ?が博多・十日恵比寿神社の正月大祭の福引の景品になるそうです。

タイトルはある縁起のいいことを表しています。どういう意味でしょうか。


「斗」も「升」も「合」も量の単位です。一斗は十升。五升の倍です。つまり「ごしょうばい」の意。二升は升がふたつ。升を「ます」と読めば、つまり「ますます」の意。五合は一升の半分です。つまり「はんじょう」の意。通しで読めば、「ごしょうばい、ますます、はんじょう」。これを考え付いた人は偉い。

先日、ラジオで誰かが「日本人は言葉、特に短い言葉で何かを表現するのが得意ではないか」というような意味のことを話していました。携帯電話の絵文字がこれほど盛んに使われるなども、そんなDNAが働いているのかもしれません。