のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

冬木立箔を付けるかアルミ銀

2007年01月18日 | 冬の梨畑
東京では梅が咲いたというニュースが伝わってきました。暖かい…

ところで、わが家では今年の冬からアルミホイルも農業資材となりました。梨の幹や大枝を切った大きな切り口にアルミホイルを貼り付けています。

この技?は切り口が乾燥せず枯れ込みにくいといわれていて、以前から知ってはいたのですが、「なにもそこまでしなくとも」と感じていました。ところが、やはり効果があるらしいということで、今年から採用し始めました。

ふつう、剪定時の切り口には殺菌剤の入った塗布剤を塗るのですが、成分的にねらうのは殺菌効果。たしかに枝部分に胴枯れ菌が取り付かないようにしなければなりません。でも、より怖いのは幹の切り口から枯れ込んでいき、萎縮症のような症状が出てしまうことです。

アルミホイルは紫外線を防ぎ、切り口の蘇生を助けるようです。墨汁に紫外線を防ぐ効果があるかどうかは分かりませんが、今年からは切り口には塗布剤の代わりに乾燥しないように木工ボンドに墨汁を混ぜたものを塗っています。