のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

50%offの開店前に並ぶ朝前日下見した客なんとなくきた客

2006年06月23日 | わが家の時時
となりまちのホームセンターGが25日で閉店し、昨日は30%、今日明日は50%、最終日は70%、表示額から値引いて在庫処分するというので、今朝開店前に出かけてみてびっくり。大勢のお客が行列を作って待っていました。

実は、絶対に必要なものはいくらかでも安く確保しておこうと30%offの昨日も出かけてきました。刈り払い機の替え刃2枚と肥料のカニガラ4袋をゲット。他にも有機質資材がないかと探したのですが、後々売れるものは倉庫にしまったようです。まだ、替え刃はまだ10枚ぐらい残っていましたし、ナシ園の棚用の鉄パイプも300本以上ありましたので、50%offで残っていたなら購入しようと、連日の来店となった次第です。

さすがに50%offです。資材館前の駐車場には業者のトラックが並んでいます。行列に並びながら、携帯で知人に50%offセールの存在を教えているお客もいます。携帯で買ったものを置く場所の広さを確認している人もいます。

開店と同時に鉄パイプ売り場へ。まだ125本程度は残っていました。台車をとりにいって戻ると、一束100本はフォークリフトに載せられ運び出されようとしていました。もうひとり注文しようとしていました。ちょっと待った。おれも欲しい!思わず叫んでしまいました。今にも注文しようとしていた客は、では半分ずつにしようと言ってくれました。お礼を述べ、やはりナシ屋さんですかと聞くと、うなずいてくれました。その見知らぬ人の穏やかな対応に、誰もができるだけ得しようと気が立っている中で自分もその一人だったと少し恥ずかしくなりました。

生活館にいくと、商品を山盛りした台車を押しながらまだいいものは残っていないかと大勢の人たちでごった返していました。50%offですからその気になるのはわかります。そんな雰囲気に流されないように気を引き締めて、刈り払い機の替え刃売り場へ。ひと目の付きにくい場所なのか、まだ残っていました。よさそうなもの4枚を買い占めてきました。

欲しいから買うのか、必要だから買うのかというのが、夕方のラジオで話題となっていました。「欲しいから買う」のは買うことの満足感を得るのであって、消費に限度がなくなるのではということでした。50%offという響きは欲しいと思っていなかったものまで買ってしまいそうです。物のあふれる今、そろそろ賢い消費者になりたいものです。