毎日、こう雨が降ると、濡れるからナシの幼果の摘み取り作業は延期というわけにはいきません。顔を上に向け、腕を上げて葉の間の幼果を間引いていかねばなりません。当然、顔のしずくが首筋を伝ってきます。袖に染み込んだしたたりが肘の奥にまで滲んできます。
脚立の上に上り、棚の上から上半身を出して、葉の下に隠れた幼果を選るというやり方もあるのですが、どうも効率が悪くて…。まあ、濡れるよりも気持ちよくやれるのは確かですが。
こんなことをいうと、ナシ農家のイメージが悪くなってしまうのですが、毎年、こんな天候になるわけでもないし、カブ農家だって早朝、夜露が落ちる前にライトをつけながら収穫するのですから、そうそう自慢できるものではありません。
いろいろな商売の中でもナシ農家なんて一番楽な仕事だと思いますよ。だから後継者もできるのですから。
脚立の上に上り、棚の上から上半身を出して、葉の下に隠れた幼果を選るというやり方もあるのですが、どうも効率が悪くて…。まあ、濡れるよりも気持ちよくやれるのは確かですが。
こんなことをいうと、ナシ農家のイメージが悪くなってしまうのですが、毎年、こんな天候になるわけでもないし、カブ農家だって早朝、夜露が落ちる前にライトをつけながら収穫するのですから、そうそう自慢できるものではありません。
いろいろな商売の中でもナシ農家なんて一番楽な仕事だと思いますよ。だから後継者もできるのですから。