のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

代掻きの 道筋は 白波のごとく伸び

2006年05月16日 | 今年の米づくり
ようやく田植えの日程が決まり、2回目の代掻きです。

機械で仕事をしてきた形跡をみるのが好きです。やったなあという実感を味わえるということでしょうが、だいたいは「下手だなあ」とか「あちゃ失敗した」と反省することが多いのですが。

特に代掻きをした跡、ハロー(代を掻く機械)で平らになった泥の上にさーっと周りから水が入り込んでくる様子などは、そこはかとない充実感を覚えます。

どこかで見た光景だなあと、TVCMを思い出しました。そう、白黒映像が印象的な焼酎「薩摩白波」のCM。

        

          白鷺と 同じ歩みの われ車上

田んぼで機械を動かしていると、サギやらカラスやら、多くの鳥がやってきます。機械に追い出されるカエルや虫を狙いにくるのですが、2回目の代掻きとなると、カエルなどは田んぼの中にはほとんどいません。シラサギも少しだけいっしょに歩いてくれるのですが、エサが出てこないとなると、いつの間にか一人車上に残されてしまいます。