のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

梅雨前も 愚図つく 肌寒 小糠雨

2006年05月13日 | 今年の米づくり
各地から「寒い」「雨ばかり」といった便りが届いていますが、わが家のあたりも「日照不足」。

ナシの開花はそれまでの気温に影響され、果実の肥大は日射量で決まるとか。せっかく早めに花が咲いたのに、すっかり平年並み、もしかしたら遅れ気味?

稲苗も同様。ビニールハウスを使わないわが家のプール苗づくりは、その年の天候しだい。今年は伸びない、伸びない。伸びているところで15cmぐらい。伸びていないところは12cmぐらい。12cmでは田植え直後に深水にするにはちょっと厳しい。

しかし、種子籾も培土も同じはずなのに、なぜ成長に差ができるのか。どうもプールの水の量が十分でないところが伸びていないらしい。暖かい年ならこんな差にはならないのですが…

本田に植えつけるまで育苗は気が気でない。やっぱり人工環境を作って制御した方が楽ですかねえ。