信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

連休初日は菜園日和

2014年05月03日 | 家庭菜園
暑いくらいのおだやかな日になりました。
今日は、信州うえだ農協東部営農センターの『苗まつり』です。
この日を迎えると、いよいよ家庭菜園も本番、気合いが入ります。





8時から売り出し開始ですが、大勢が並び15分前には入場です。
お目当ての苗を重いほど抱え、会計の順番待ちです。




私はナス、トマト、スイカ、キュウリなど9種類16品種を買いました。
ポットにさされた割り箸の先に色が塗られており、これが値段の目印です。
例えば、接ぎ木苗のナスは220円、接ぎ木してないナスは70円です。
接ぎ木苗は値段が高いのですが、土壌病害が出る菜園では接ぎ木苗に限ります。
わが家の裏の菜園はナスに「半身いちょう病」というやっかいな病気が出ます。
この病気に強い種類を台木にして接がれたナス苗を使うと病気が出にくいのです。




午前中には植え付けが終わり、きちんと植えられ大満足です。
トマトには雨よけビニールを張り、肥料袋を利用して風よけを施しました。
肥料は1㎡当たり70gほどで、手で約1握り半を目安にしています。
ナスは当面の間、夜間はトンネルを掛けて保温をしようと思います。
肥料は1㎡当たり120gほど(2.5握り)を目安にしております。




上の畑では、アブラナ科の野菜がまぶしいほどに菜園を彩っています。
多くの昆虫が黄色い花に誘われ躍動を始める季節です。
手前からノザワナ、ハクサイ、フユナ、ミズナなど、冬に耐えて花を開きました。
これらの野菜は全て、アブラナ属で花だけ見たのでは区別はつきません。
昨秋の収穫残りが冬を越し、早春に花蕾をごちそうになり、そして今は花見です。




この白い花もアブラナ科ですが、ダイコン属のダイコンです。
これから、花茎を伸ばし純な白い花を咲かせる姿は、奥ゆかしささえ感じます。
このダイコンは、種採り用に残しています。
たくさん種が採れるようなら、かいわれ大根の種子にしようと考えています。




種を播いて苗を育て、昨春に植えたオケラとトトキが大きな若芽を出しました。
「山で美味いはオケラにトトキ・・」と言われる山菜を食べてみたくて育てたのです。




オケラはキク科の多年草で雌雄異株です。
画像は、密生している綿毛と切り口から粘性の白い汁を出している状況です。
美味しい食べ方は、ごまあえ、からしあえ、油あえ、天ぷらだそうです。




トトキですが、和名はキキョウ科のツリガネニンジンです。
オケラ同様、毛が密生し、切り口からは白い粘液を出します。
食べ方はおひたし、和え物、みそ汁の具が良さそうです。
先日、念願のオケラとトトキを食べてみました。
かなり微妙な食感で、クセの少ない味と香りでした。


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