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三方ヶ峰への登山道、コメツガとダケカンバの原生林に薄陽が射し込んでいます。
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ここは標高2000m付近、雪解けを待ちきれず「セリバオウレン」が花を咲かせました。
花の隣の三つ葉は「ミツバオウレン」で、同じキンポウゲ科オウレン属の仲間です。
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セリバオウレンの葉は、セリの葉のように細かく切れ込み、名前のとおりです。
この辺りではいたるところで見かけるミツバオウレンも常緑、6月に花を咲かせます。
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花びらのように見える外側は萼片、内側に小降りの花弁が10数枚ついています。
セリバオウレンは雌雄異株で、雄花と両性花をつけますが、雌花もあるとのことです。
今回は両生花を探せませんでしたので、初旬に植物園で写した画像をのせました。
花を散らす頃には実を結び、立派な実を車軸状に広げ、薄暗い林内で輝きます。
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志賀草津高原ルートも、『雪の回廊ウォーキング』の開催をもって春の訪れです。
冬季閉鎖区間が開通する前日は、*日本国道最高地点(標高2,172m)を歩こう*デー。
今年は4月21日、この日は道路いっぱいの広がり歩きを満喫、渋峠の気温は5℃です。
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天気予報どおり午後からは雨、雨合羽姿で積雪4.5mの雪の回廊地点に到着しました。
ガイドの方から、雪の層が教えてくれる冬の間の気象状況などをお聞きし、なるほど。
参加者とお世話の皆さん、そして報道関係の皆さんが、山に訪れた春を喜びあいます。