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お馴染みのクリタケ、クリやナラの切り株などの上に群生する美味しいキノコです。
クリタケと間違え中毒をおこすのはニガクリタケで、死亡例もあるようです。
見分けはカサの色、クリタケはレンガ色、ニガクリタケはくすんだ黄色味がかっています。
また、ニガクリタケは名のとおり、噛むと強い苦味を感じます。
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左はシロオニタケで食毒は不明、見た目が目立ち、間違えて食べることはなさそうです。
右はカヤタケで食べられますが、猛毒のドクササコにやや似ていますので、要注意です。
中毒症状は、チンチンの先が焼け火箸を押しつけられた痛みに1ヶ月も悩まされるとか。
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このキノコはニセアブラシメジ、香りがとてもよく、煮物・吸物によく合います。
いかに美味しいキノコでも、シカの糞に囲まれていては、ちょっと手が出ません。
その糞の中に、半透明の白く細長い柄の先に丸いカサをつけたキノコが見えます。
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担子菌のヒトヨタケの仲間のキノコのようで、シカの糞から生え出しています。
糞の中にはたくさんの菌が生を営んでおり、このような菌を糞生菌というそうです。
担子菌は糞中のセルロースを利用しますので、糞の分解に一役を担っています。
キノコが出した胞子は草に付き、その草を動物が食べ、お腹をとおり糞になります。
胞子はお腹の中で発芽条件を整え、地上に落とされた糞中で発芽してキノコを作ります。
生を次の世代につなぐ菌の戦略、そして森をつくる自然界の仕組みの一端が見えます。
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10月10日、蛇骨岳からの浅間山、化粧まわしを黄金色に染め始めております。
この日は煙は見えず、穏やかな山容でしたが、依然として噴火の警戒レベルは2です。
レベル2は、2km以上離れた黒斑山などの外輪山から浅間山を望むことは可能です。