そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない





映画館に久々に出掛けた。
日曜日の二子玉は死ぬほど混んでいた。
ほとんどが家族連れかカップルだった。
僕は男1人。
肩身が狭いことこの上ない。
なるべく休日の二子玉には近寄らないようにしよう。

「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ 」である。
この映画に向けて、ここ数週間いろんな映画を観てきたわけだ。
その感想。

普通。
悪くはない。
ものすごく良くもない。
星3つ。★★★
2時間半近くあるのだが、さほど長くも感じない。
つまり、よく出来ている方なのだろう。

観賞中心配になったのが、ほかの観客たちのことだ。
僕みたいにアベンジャーズシリーズの映画を全て観た上でこの映画に臨んでいるヘビーユーザーはともかく、だ。
そうじゃなくて、他の映画をそんなに観ていない観客……例えば『キャプテン・アメリカ』の1作目とか、『アイアンマン』の1作目とか、『アントマン』とか……そういうのをちゃんと観ていないライト層の観客たちにとって、この映画は意味不明だらけのはず。
シールドとかヒドラとか説明のない単語がたくさん出てきて、それで果たして楽しめたのだろうか?
僕の隣の席に座っていた、どう見てもデート中に軽い感覚でこの映画に入っちゃった2人とか、僕の前に座っていた、どう見てもご老人のご夫婦は、ストーリーの半分ぐらい意味分からないだろうなぁと心配に思って、気が気じゃなかった。
とはいえアクションシーンはとことん派手なので、なんだかよく分からないけどガンガン戦ってるから、意味分からなくても楽しいのかな?
まぁいいか、他人のことは。
でも僕自身がそういうライト層だとしたら、この映画はチンプンカンプンが多すぎて苦痛だったかもなぁ。
こういうところがシリーズものの弱点だね。

まぁでも、『スーパーマンVSバットマン』みたいな、最後いきなり強敵が現れて協力して戦うみたいな安直ストーリーじゃなくて、この映画ではきちんとアベンジャーズが二手に分かれて戦うし、突然の強敵も出ないので、ちゃんとしてます。

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