そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



ヴェノム ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]
クリエーター情報なし
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント


映画館では見逃していたマーベルユニバース作品「ヴェノム」。
「アクアマン」が素晴らしい出来だったので、こちらはどんなものかと観賞。
その感想。

うん、こっちは普通。
星2つ半。★★1/2
悪くはないけど、良くもない。
まぁビールとポップコーン片手に観る映画としては及第点。
見終わったあと何も残らない点では「アクアマン」同様だが、こちらは細かいところの詰めが甘い。

欠点についてはほかで色々指摘されているだろうから簡単に。
前半が退屈で、ヴェノムが出てくるまでモタモタ。
トム・ハーディ演じる主人公のジャーナリストと、そこに寄生する宇宙生物ヴェノムの関係性の説明が希薄すぎ、友情の構築のされ方が唐突。
ヴェノムがトム・ハーディーの何を気に入ってその身体に固執しているのかもよく分からない。
最後なぜヴェノムが生き残っていたのか分からない。
ラストの戦いが何をやっているのかCGがガチャガチャ過ぎて分からない。
……などなど不満点はたくさん。
だが、「なるほどヴェノムというのはそういう理屈で悪者退治するヒーローコミックなんだな」というのはよく分かったので、その点は面白かった。
続編がありそうなので、今度はもう少し明るい場所での戦いが見てみたい。
戦うのが夜ばっかりなんだもの。

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