そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



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「ミスター・ガラス」でシャマラン監督の映画の面白さを再認識。
そういえばシャマラン監督作の中でこれ観てなかったなぁ〜と思い、鑑賞。
水の中の女……
どういうこと?
まったく予備知識なしで観てみた。
その感想。

なんだろう。
シャマラン監督の映画がずいぶんと肌に合う。
これも素晴らしい名作だった。
星3つ半。★★★1/2
シャマラン監督作の特徴だった「大どんでん返し」はないのだが、これはこれで素晴らしい寓話。
観て良かった。
結構なお気に入り作になった。

で、調べてみたら、大コケしていた。
Wikipediaによると……
「大きな対抗馬的作品も無く、ミステリー映画に相応しいとされる秋に公開された作品にも関わらず、興行収入は伸び悩み、シャマラン監督の作品では最低の記録となった。これは、過去の作品に比べると大きなオチも無かった事で、評論家に相当叩かれたことが影響した。そのこともあってか第27回ゴールデンラズベリー賞の最低作品賞他全4部門にノミネート、最低監督賞・助演男優賞(シャマラン本人)の2部門受賞という結果となった」
らしい。
……おいおいマジかよ。
確かにどんでん返しはないよ。
でも、超考えさせられるし泣かせられるし奥深い話ではないか?
当時の観客はシャマランに大オチを欲しすぎたんだろう。
「シックスセンス」とか「ヴィレッジ」みたいな大オチ、そうそう考えつかないよ。
にしてもラジー賞にまでノミネートされたとは、意外。
僕は大好き、この映画。
これはおとぎ話なんだよ、おとぎ話。
それが理解出来ないなら観ないほうがいいよね。

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