そこそこの放送作家・堀田 延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこの映画のブログ。
人生そこそこでいいじゃない



アパートの鍵貸します [Blu-ray]
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上田慎一郎監督が選ぶオールタイムベスト10シリーズ。
1960年のアカデミー作品賞受賞作「アパートの鍵貸します」。
昔観たような気がするが映画の中身は全く忘れていた。
久しぶりに観たその感想。

これは若いときに観ても分かんなかったんだろうなぁ。
素晴らしい脚本。
ジャック・レモン演じる主人公のなんとも言えない等身大の小物感が素晴らしく共感を呼ぶ。
そして最高なのはとにかくラストシーン。
そこまでクスクス笑うような映画だったのに、あのラストシーンのシャーリー・マクレーンの最後のセリフ一発で突然泣けた。
この脚本のセンスは素晴らしいし、昔の映画ってこういうところ洒落てるよねって思う。
素晴らしい映画だった。
星4つ半。★★★★1/2

60年前でも今とやっていることは変わらない。
不倫は文化だね、人類のw。

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CURE [DVD]
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上田慎一郎監督が選ぶオールタイムベスト10シリーズ。
黒沢清監督の「CURE キュア」を見た。
その感想。

ミステリーホラーなんだけど、まず見終わったときは「哭声」を思い出したなぁ。
あの映画と同じく完璧な解などないのだろう。
この手の映画(答え出ない系サスペンス)をどれだけ評価出来るかはもう好き嫌いだと思うけど、僕的にはとても面白く観た。
星3つ半。★★★1/2

前半はロジカルな組み立てなのでとても面白い。
謎の男と接触した人物が、突然殺人を犯す。
そして必ず死体の首筋をナイフで×印に切りつける。
さぁ、なんで……というところまではとても面白い。
ところが中盤ぐらいで刑事と犯人が色濃く絡むようになってきたあたりから、ロジカルな編集を捨て、どんどんエモーショナル編集になっていき、フラッシュバックは起きるし、妄想の映像化が突然挿入されるし、とにかく映画の後半に行けば行くほど説明なさ過ぎ&脈絡なしで放り込まれるシーンの連発で意味不明になっていくので、そういう映画が嫌いな人はやめたほうがいい。
まぁでも結局言いたいことは伝わるんだけどね感覚的に。
それが映像という芸術のすごいところだな。

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上田慎一郎監督が選ぶオールタイムベスト10シリーズ。
こちらはロバート・デ・ニーロのアクションコメディ。
僕は初見。
その感想。

ロードムービーで、バディもので、アクションありコメディ要素ありとなかなか楽しめた。
事件を解決してはい終わり、悪役を倒してはい終わりという映画ではなく、正義のために人生の負を背負ってしまった男2人が出会い、その2人が友情関係を構築していく過程がストーリーの主軸になっているところとか、見終わったとき爽快な気分にしてくれるところなど、非常に「スティング」的な映画だと思った(あんなどんでん返しものではないがw)
星3つ。★★★
僕はこれをオールタイムベスト10に入れようとは1ミリも思わないが、それは趣味嗜好だろう。
ロバート・デ・ニーロ本人が、自分史上一番の映画だと言っているらしい。
あの「タクシードライバー」を差し置いてだ。
まぁ、好きな人にはたまらないロードムービーなのだろう。

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