そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



離婚は、怖い。
想像以上に、怖い。
特に、男子。
離婚は、怖い。
精神をやられる。
離婚を考えている男子、心するように。

先日、某会議で某プロデューサーに言われた。
別会議で某ディレクターにも言われた。
「離婚して以来、堀田さん、すさんでますよね~」
……
……
……
確かに、すさんでいた。
心がすさんでいた。
自分が自分じゃない感覚。

だから発言に知らず知らず毒が混じる。
考え方がネガティブな方向を向く。
「どうせ何やったって数字取れない枠じゃん」
「こんな枠でやらされても、企画つぶしだよな」
「ま、いいんじゃないの、そんな感じで」
発言がポジティブじゃない。
ネガティブ。
まったくもって、よくない。
反省。

僕とほぼ同時期に離婚した後輩作家から、先日の夜中、突然メールが来た。
ヤツも精神的に相当参っているらしい。
同じ境遇の僕に、仕事がつらいと愚痴をこぼしてきた。
なにがつらいって「なんのために働いているのか分からない」らしい。
実は、僕もそうだ。
一度結婚すると、妻のため家庭のために働く感覚が染みこんでしまう。
で、それを失うと、もう元の独身時代のテンションには戻れない。
だから、必死に別の「なんのため」を探すけど、なにかの拍子にそれを失うと途端に心が折れる。
もうこんなに必死に仕事しなくていいんじゃないか、と心が折れそうになる瞬間がある。
やばい、やばい。
せっかく、夢であり、憧れだった放送作家の仕事をさせてもらっているのに。
そんなことではダメだ。
反省。

離婚は怖い。
1年以上経っているのに、この調子だ。
自分を見失わせる。
離婚を考えている男子は、心したほうがいい。

なお……

新しい女がいる場合は、別だ。
だったら心は折れないだろうから。
ふん、
うらやましい。
……
……
……
いかん。
また発言がすさんでいる。

反省。

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