ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2022年7月20日。ウクライナ侵攻から147日目

2022-07-20 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年7月20日。

 昨年5月に起こったライアンエアー緊急着陸事件についてICAOが調査していましたが、今日その報告書が発表されました。
 結果から言うと、ライアンエアー機に爆発物があるとした機長への通達については、これは虚偽であり、緊急着陸事件が起こったことにベラルーシ政府が関与していると報告書に書かれています。
 ベラルーシ政府側はどのように反応するでしょうか。


 ベラルーシでユーロラジオ局が過激派認定されました。

 ロシアのウクライナ侵攻をめぐる「偽情報」のコンテンツを削除しなかったとして、モスクワの裁判所は一昨日、
グーグルにおよそ500億円の罰金を支払うよう命じました。
 そして昨日、ロシア連邦独占禁止局は、反トラスト法違反の疑いでアップルに罰金を科す予定だと発表しました。「アップルはiOSアプリ配信市場における支配的地位を乱用した」としています。
 そして今日、ロシア大統領府は、Wikipediaが、ウクライナ侵攻に関するロシア語の項目を変更することを拒否し、ロシアの情報法に則っていないとしてウィキメディア財団を処罰すると発表しました。


 シリアもウクライナと断交することを表明しました。

 
 ロシア大統領は19日、イランへ侵攻開始後初の外遊。首都テヘランでトルコ大統領と会談し、ウクライナ産の穀物輸出に関する協議がトルコの仲介により「前進」したとして謝意を表明しました。

  
 ヘルソンにかかる大型の橋をウクライナ軍がロケット砲で攻撃し、成功しました。
 南部を奪回するためにウクライナ軍が反撃を開始したと見られていますが、どうなるでしょうか。

 
 ミンスク市中心部にある十月広場に面したビジネスセンター、キャピタル・パレスが売りに出されました。
 もともとこの場所には大祖国戦争記念館(第二次世界大戦ミュージアム)がソ連時代からあったのですが、別の場所に大祖国戦争記念館を建設。旧館は取り壊されました。
 そしてその跡地に3年かけて新築されたのがビジネスセンター。
 立地条件がすばらしいんだから博物館なんか取り壊してビジネスセンターを建てるほうがよっぽど儲かるんだろうと思われていたのに、完成から2年後に売りに出されるとは、どういうことなのでしょうか。
 
 さらにおかしな噂を聞きましたが、今ミンスクでホテルの予約を取るのが難しくなっているということです。
 コロナのせいで、ベラルーシのホテルは、どこもがら空きにちがいないと思っていた私はびっくりしました。
 ホテルは空室が多いけれど、そこで働く従業員が減ってしまって、清掃などが回せなくなっているのかもしれません。真相は分かりません。
 あくまで噂ですが、ベラルーシの経済はどうなるのか心配になってきます。

 


  

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