2021年1月30日土曜日に、ミンスクの地下鉄、鉄道中央駅、中央駅前にあるショッピングセンター「ガリレオ」、「ダーナ・モール」(このショッピングセンターはベラルーシ大統領の親戚が関係していることで有名)そしてなぜかミンスク・ストックホルム間の飛行機に爆発物をしかけたというメールがベラルーシ国鉄のアドレスに届きました。
警察が検査をしていますが、今のところ爆発物は見つかっていません。買い物客や乗客は迷惑な話です。
中国ベラルーシ工業圏グレート・ストーン・パークと呼ばれる特殊経済圏がベラルーシ国内にあります。要するに中国がベラルーシ国内に作った経済特区です。
今日はそこへベラルーシの国旗を掲げた車列が更新しました。つまり政府支持派です。グレート・ストーンに到着すると、国旗を広げて、ルカシェンコ大統領と習近平国家主席が握手をしている大型パネルの前で記念撮影をしています。ベラルーシ政府は中国政府からの支持を取り付けています。
隣のロシアの首都モスクワでは、ナワリヌイ氏の呼びかけに呼応して、今日もデモが起こり、地下鉄中央駅が閉鎖されたり、クレムリン周辺の道路は歩行者も禁止になったそうですが、少し前のミンスクのようになっていますね。
ロシアの各都市では、ベラルーシの反政府派を支持するデモが連日続いており、その多くはロシアに住んでいるベラルーシ人です。そのお礼もあり、ベラルーシでもナワリヌイ氏を支持するデモも行われています。
ルカシェンコ大統領は現在高校1年生の三男がベラルーシ大学に入学することんい反対していると、昨日ベラルーシ大学を訪問したときに発言しました。また、西側諸国の大学に入学すると、「洗脳」されるから、留学なども反対しているということです。
ビテプスク市長が一身上の都合により、辞任しました。夏に次男が反政府デモに参加して有罪判決を受けたことと関係しているかどうかは分かりません。