ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

ベラルーシのコロナウイルス感染状況

2020-03-09 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 3月9日の書き込みです。
 昨日、3月8日は国際女性デーでした。それを記念して、女性だけが参加できるマラソン大会がミンスク市中心部で開催されました。距離は2キロのコースと5キロのコース。
 コスプレOKだったようで、みんな楽しく走っていました。子どもも参加でき、お母さんといっしょに走ったり、ベビーカーを押しながら走るお母さんも。
 沿道には応援するお父さんや夫、彼氏が詰めかけ、マスコットキャラ代わりのお花の着ぐるみを着た竹馬(スティルツ)と次々ハイタッチ。
 ベラルーシ以外の国からも参加者がありました。ロシア、ウクライナ、ハンガリー、イスラエル、スウェーデンだそうです。
 平和な光景です。他国で開催予定だったホッケーの試合をベラルーシで開催してはどうかと言う案が出てきて、ベラルーシ側は前向きだそうです。
 経済面においてもスポーツの試合の誘致は開催国の利益につながります。それに、「わが国はコロナウイルスなど流行していません。コントロール下にあります。」と言う安全アピールもできます。
 このようにベラルーシではスポーツだけではなく全てのイベントが予定通り行われています。
 マスクをしている人はほとんどいません。
 しかしベラルーシではマスクの大量生産を始め、1日で55万枚生産する予定だそうです。

 3月10日からベラルーシ国立技術大学も平常通りの授業が再開します。
 感染者第1号のイラン人留学生はすでに退院。コロナウイルスに感染したら、最低でも14日間は入試なくてはならず、検査を受けて、2回陰性の結果が出たら、退院できるそうです。
 しかし、この留学生が大学の授業に出席できるのはもう少し後だそうで、しばらく自宅待機するようですね。

 今日(3月9日)になって、さらにベラルーシで新たに感染の疑いがる人が出てきました。今再検査中のようです。
 

 3月9日夜の書き込みです。
 新たに3人の感染者が確認されました。合計9人の感染者数となります。
 この3人の詳細は発表されていません。公表されたのはイタリアで感染したベラルーシ人だと言うことだけです。
 イタリアからベラルーシへ帰国後すぐに病院に隔離されていて、毎日検査をしていて、今陽性の結果が出た、と言うことですね。
 ビテプスクからイタリアへ出張に行っていた人か、ブレストから家族3人で旅行に行っていた人なのか、そのどちらもなのか、はっきりしません。


 
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