ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

スカルィナの詩も日本語になりました

2016-10-30 | 日本文化情報センター

 最近ベラルーシ語の詩をいろんな国の言葉に翻訳するのがベラルーシで流行っているみたいです。

 昨年は「世界の民族の言葉によるフランツィスク・スカルィナ」という本が出版されました。

 それによると、一つの詩を66ヶ国語に翻訳したそうです。
 そのうちの一つが日本語で、私が担当しました。
 日本語も仲間入りできてよかったですよ。

 詩の内容の詳細はこちらのブログをご覧ください。

 ところで、スカルィナ(ロシア語表記からカタカナにするとスコリナ)のことをご紹介しようと思って検索していたら、こんなのを見つけました。
スコリナ (小惑星)

 そうか、星の名前になっていたんですね。ベラルーシ人はスカルィナと言うと、「聖書」という言葉が出てくる人が多いと思うのですが、私はやっぱり「宇宙」ですね。

 それからスコリナはベラルーシを代表する有名人で、半生が映画化までされているんですが(ちなみにスコリナの役を演じたのはオレグ・ヤンコフスキーです。)日本では知られてないですね・・・
 文献の中では日本語でも紹介されているんですが、インターネット上で検索しても詳しい情報が出てこない・・・
 とりあえず、こちらCD「月と日」の解説をリンクしておきます。

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 2月7日の追記です。
 ネット上で朗読が配信されました。ベラルーシ語を含む14ヶ国語で、同じ詩を聞くことができます。リンク先はこちらの新聞社「ズビャズダ」のサイトをご覧ください。