ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

ヤクプ・コーラス記念館で日本文化の夕べ

2016-02-12 | 日本文化情報センター
 2月12日、2日早かったですがバレンタインデー企画(笑)だそうで、ヤクプ・コーラス記念館で日本文化の夕べが開催されました。
 ヤクプ・コーラスって誰? という方はこちらをご覧ください。合唱のコーラスではありません。
 ウイキペディアでは「ストーブシー」出身となっていますが、これそのまま言ってもベラルーシ人には通用しませんね・・・
 ストルブツィが正しいと思います。

 昨年2月に国立ベラルーシ文化芸術大学で行われた日本文化の夕べについてご報告しました。

 今回も国立ベラルーシ文化芸術大学の先生、学生さんの参加により、大成功でした。
 出席していた人の中には中学生の団体客も・・・
 遠藤周作の「沈黙」についてというのまじめな発表もあったのですが、やっぱり前回と同じく日本の「ギャル」「芸者」の話にみんなびっくりしていました。
 
 ベラルーシの中学生から出た質問。
「日本へ行ったらゲイシャに会えますか?」
 回答「本物のゲイシャに会たかったら、お茶屋さんへどうぞ。」しかしここで一見さんお断り、という変った風習について説明しないといけないし、いかにお茶屋さんにお金をたくさん払わないといけないのかということなども言っておかないといけません。(でないと京都の祇園で舞妓さんを追い掛け回したり、振袖引っ張ってちぎったりする迷惑外国人にこのベラルーシ人中学生がなってしまうかもしれません・・・)
 
 ギャルについてはみんなひいていました。中学生男子の中には、ギャルを見て「これってバーバヤガー?」と言っていました。バーバヤガーとはロシアの民話などに登場する山姥のことです。参照。

 ひいてしまうようなところもありましたが、日本文化に対してさまざまな切り口から興味を持ってくれるベラルーシ人が増えてほしいなと思います。

 国立ベラルーシ大学のグティコ先生、学生の皆さん、ヤクプ・コーラス記念館の皆さん、ありがとうございました。