ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

世界一周の旅の行き先の1つがベラルーシ

2014-01-10 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 子どもを連れて世界一周の旅に出た森本さん一家。2013年11月から12月にかけてベラルーシに滞在しています。
 詳しくは森本さんのフェイスブック2013年11-12月をご覧ください。

 森本家世界一周子育ての旅

 ベラルーシ滞在中の印象など書かれています。
 投稿の記事内容と画像が合っていなかったり、説明がなかったりで、「?」になってしまう画像が多いのが(旅の情報がほしいという人の視点からすると)残念です。

 でも外国人は滞在先で住んでいるところを警察署に申請しないといけないとか、普通にホテルに短期滞在する日本人とは異なる感想が読めます。

 ベラルーシに長期滞在する旅をする予定の方には参考になることもあるかもしれないので、ここでご紹介しておきます。

 それから、私から補足説明です。
 ミンスクの場合、2014年5月にホッケーのワールドカップが開催されたため、ホテルの数は格段に増えました。

 グロドノで警察官がやってきて、外国人登録してないだろう!と言われたけれど、到着したのが金曜の晩、警察が来たのが土曜の朝、役所は土日だから、時間的に登録は不可能でした、とあります。

 この外国人登録は住むところの警察(区によって管轄がちがう)に行って登録します。
 現在のところ、ベラルーシに入国してから5日以内に登録しなければいけません。
 さらに警察の中の登録窓口が休みの日はこの計算の中に入れません。

 また土日が休みとは限りません。例えば私が住んでいる地区を管轄している警察は日曜と月曜が休みです。
 ですから事前に調べておくほうがいいです。
(ホテルに滞在する場合は登録手続きはホテルが代行してくれますから全く問題ありません。)

 じゃあ森本さんのケースの場合は何だったのかと言うと、こういうことだと思います。
 ベラルーシの警察官の給料は(基本給が)多くない。
 しかし不法滞在外人を発見したら、ボーナスが出る。
 この警察官はあわよくば、ボーナスをもらえるかもと期待して、やってきたのだと思います。

 森本さんは悪いことはしていないのですから、毅然とした態度で応対したそうですが、それで正解だと思います。