ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

日本のテレビでチロ基金の活動の様子が放映されます(再放送のご案内・番組の感想)

2013-01-03 | チロ基金
10月に名古屋テレビがベラルーシへ取材に訪れ、SOS子ども村でのチロ基金の活動のようすやベルラド研究所、ベラルーシ国内の病院が撮影されました。
 今月末に日本国内でテレビ放映されます。
 今回の取材は二つの番組になるそうで、今月の放映はその第1弾です。 少しでもチロ基金の活動のようす、SOS子ども村の保養滞在のようすが放映されてほしいところです。もしかしたら、今の日本の皆様のお役に立てる情報があるかもしれません。取材班は広島や福島での取材、またベルラド研究所所長の福島訪問のようすも撮影しています。
 放映日時は局によって細かくちがっています。担当者様から予定の日時を表にしたものをいただきましたので添付いたします。画像をクリックすると拡大します。
 見づらい時間帯の局もありますが、タイマー録画をお願いします。私もカットされていなければ(笑)登場すると思います。
 ぜひご覧ください。

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 追記です。

 番組名はテレメンタリースペシャル 明日への教訓
~広島・チェルノブイリから福島へ~

 ・・・です。以下のサイトをご覧ください。

http://www.tv-asahi.co.jp/telementary/


 今からとても楽しみです!

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 再放送のお知らせです。
 1/17(木) 午前11:00-ひる00:30
 1/25(金) 午前11:00-ひる00:30

 こちらのサイトをご覧ください。

http://www.tv-asahi.co.jp/newstar/contents/document/0001/


 番組情報も紹介されています。

 福島第一原発の事故で大量に放出された放射性物質。「避難した方がいいの?」「外で遊んでも大丈夫?」不安は募るばかりだが、そこに明確な答えはない。なぜ、明確な安全基準が示せないのか?被曝には、初期放射能による直接被曝と、低線量の残留放射能による内部被曝があるが、内部被曝による健康被害のデータが存在しないからだ。それどころか、広島・長崎でも、チェルノブイリでも残留放射能の影響は否定されてきた。子どもたちの明日のために、残留放射能や除染の問題とどう向き合っていくべきなのか。番組では、終戦直後の日本の状況やアメリカの思惑、さらに、チェルノブイリ事故後のウクライナやベラルーシの健康被害を徹底取材。その教訓から学ぶことによって、日本の未来を考える。

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 番組を見て下さった方から感想が私のところへ寄せられました。一部ですが抜粋しますね。(私、カットされなかったようで、よかったです。)(笑)

「TV、拝見しました!! 辰巳さんとネステレンコさんの姿が何度も映っていました。SOS子ども村で子どもたちにビタペクトの説明をされているところや、お母さんに面接されている場面など、その他にもいろいろなお二人の姿を見ることができました!
 この番組を制作された方たちに「ありがとう!」を言いたい気持ちでいっぱいです。
 昨年秋ごろから国と県の方針がガラリと変わってしまい、原発や放射能関連のことが報道されなくなっていました。
 その代り、朝や昼の全国放送で福島がよく取り上げられるようになり、グルメ情報や、観光情報など、原発事故など起きなかったような楽しい話題ばかりが目につくようになりました。
「明日への教訓」は、広島とチェルノブイリ、福島とを内部被ばくの問題でつなげた分かりやすい、丁寧に説明してくれたとてもよい番組です。
 もう一度見たいと思います。
 こうした情報が知られることで、これから何をやっていけばよいのか多くの人の目に見えてくると思います。」

 SOS子ども村のほか、チロ基金の活動が日本のテレビ番組で初めて紹介されて本当によかったです!
 
 見逃した方は1月の再放送をぜひご覧ください。(^^)


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 現在、この番組は前編後編に分かれて、ネット上で見られるようになりました。

http://www.at-douga.com/?p=6680


 個人的には京都大学原子炉実験所の今中先生と一つの番組内で登場できて感動です。


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 私も動画で拝見しました。名古屋テレビのスタッフの方からは、チロ基金のことをもっと紹介したかった、というメールをいただいたのですが、確かに番組中、チロ基金の名称も私の氏名も出てきませんね・・・。
 番組を見てくださった方々へ。SOS子ども村での活動のようすは、チロ基金の活動のようすです。
 番組に登場するビタペクトの購入費はチロ基金が出しています。全て日本人の支援者の方からの寄付です。
 
 それから福島を訪れたネステレンコ所長の通訳をしているは私です。(いちいち言わなくても分かる人には分かるのですが・・・)
 私の氏名はともかく、チロ基金の名称が出なかったのは残念・・・
 チロ基金の宣伝をしたいわけではないのですが、支援者の方々には「これがチロ基金の活動です。」とお見せしたかったので・・・。

 でも全部カットされてなくてよかったです。(以前日本のテレビ局の撮影に応じて、さらにブログで番組の宣伝までしたのに、全てカットされたことのある私です。)

 この番組は5月にも別の番組となって放映される予定なので、そちらに期待しましょう。

 内容自体はとても考えさせられる内容でした。
 結局放射能の影響というのは不明瞭な部分がまだまだ多く、完全に解明されていないから、頭のいい学者の間でも意見が分かれてしまうのは当然。
 どうしたらいいのか「正しいことを教えてくれる人はいないのか。」と話す人の気持ちはとてもよく分かります。
 もしかすると100年後にこれが国際標準です、と言える基準や決まりが確定されるかもしれませんが、今はそのはっきりした正しいことが誰にも言えない状態です。
 でも、だからこそ今中先生の「(病気の子どもが増えることが)福島でも起きるかもしれない、というスタンスで行政は取り組むべき。」という意見には多いにうなずけます。

 念のため、ということも個人あっても念頭において、自分の行動の基準にするといいのではないかと思います。