ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

ベラルーシの新しい法律

2010-05-01 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 旅行のシーズン始まりましたね。ベラルーシへ旅行に行こうと思っている日本人の皆様へ。旅行で一時的に滞在する人にはあまり関係ないかもしれませんが、ベラルーシに新しい法律ができたので、ご注意ください。

 まず、戸外での公共の場所でのアルコール飲料禁止。
 公園のベンチとか、バス停とか、建物の影などで、アルコールを飲んでいるところを警察に見つかると、罰金刑となります。
 はたまた自宅のベランダで飲むのも外から見えるようだと禁止。

 この法律が施行されてから、外でビールを飲む不良少年少女やウオッカを飲むアル中の姿が激減しました。
 すばらしい。人目など全く気にせず、昼から戸外で何人か集まって、アルコールを飲んで騒いで、ゴミ(空き瓶やつまみであるポテトチップスの袋に干し魚をしゃぶった後の骨など)を散らかすこともなくなりました。
 こんな見苦しい光景がなくなり、本当にうれしいかぎりです。
 まあ、警察が巡回に来そうにない森の奥では、今でも平気でベラルーシ人はやっていると思いますが、人の多い都会ではやめていただきたい。子どもの教育上にもよろしくないよ。

 ちなみにベラルーシでは立ちションはかなりの額の罰金を取られます。これも森の奥ならいいけど、都会ではだめです。