ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

CD「月と日」収録曲をクリスマスコンサートでトーダルが日本語で歌いました

2008-01-11 | ベラルーシ文化
 1月7日はスラブ正教のクリスマス。
 そして恒例トーダル&WZ-オルキエストラのクリスマスコンサートに行ってきました。(会場はミンスクコンサートホール)
 この日、トーダルは
「日本の歌を1曲日本語で歌う!」
と宣言。
 選んだ曲は(短くて覚えやすい)(^^;)「十五夜お月さん」。
 事前に日本語の歌詞をロシア語表記した紙を渡しておきました。
 トーダル君は早速練習を開始。発音を私が直したりして、繰り返し練習しました。

 そして本番・・・。
 まず先に「村祭」を演奏したトーダル&WZ-オルキエストラ。
 会場は「ドンドンジリドン ジリジリドーン!!!」
で大盛り上がりに盛り上がりました。トーダル君は
「マサカも会場に来てるぞ! さあ、みんないっしょに日本語で!」
と叫んでいましたが、ドンドンジリドンは日本語じゃないぞ。(^^;)
 それにしても、この盛り上がりぶりを日本人の皆様に見せてあげられないのが残念。

 そしてその後、いよいよ「十五夜お月さん」。トーダル君が
「日本語で歌ってみます。」
と言うと、会場から拍手が。
 しかし日本語の歌詞を全部覚えられなかったと見えて、ロシア語で書いた紙を譜面台にのせて、照明さんに
「ライトつけて!」
と指示するので
「大丈夫かね・・・。」
と心配になりました。

 しかし日本語で歌い始めると、またまた拍手が起こりました。
 会場の皆さん、真剣に聴いていましたよ。
 確かにまだちょっと言葉がうまくメロディーに乗り切れていませんでしたが、初めて日本語で歌ったわけですから、まあまあ、でした。
 コンサート終了後、「もっと発音の練習をしよう。」と言ったら笑っていました。

 (コンサートの画像、更新しましたが、遠いし暗いし、みんな立ち上がっているので、前に座っている人の頭ばかりが写っていますが、これが一番まともな画像だったので、勘弁してください。)

 ところで、トーダル君のコンサートではリクエストしたい曲やメッセージがあれば、紙に書いて、直接トーダル君に渡すことができます。
 今回、ある女性ファンから渡された紙を読んだトーダル君。
「ええっと・・・。『あなたは素敵だから、私と結婚して!』」
(ま、ファンの冗談ですが。)
 これを読んだトーダル君は
「僕はもうすぐ日本へ行くんだ。もしかすると日本でヨーコ・オノ(みたいな日本人女性)と出会って、電撃結婚するかもしれないから。」
という理由で、このプロポーズを保留扱いにしてしまいました。(^^;)


(「月と日」について詳細はこちらをご覧下さいね。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/songs/index.html