自然日誌 たかつき

自然についての問わず語りです。

モンゴル6 落日

2018年08月15日 | モンゴル
ウマに夕日が射して影が長く伸びるという話をしましたが、モンゴルでは地平線に落ちる落日が実にすばらしい。日本人は放心状態のように眺めます。
 日により、雲の量が違い、太陽の色も違いますが、雲がなく、かといって空気が(モンゴルとしては)透明感がないとき、太陽がドロンとしてオレンジ色になり、どう考えても立体ではなく、ペロンとした平面にしか見えない時があります。ユーミンの「緑の街に舞い降りて」に「セロファンのような午後の太陽」という歌詞がありましたが、そういう感じがすることがあります。
 羊を追う牧民はそういう太陽を見て、あそこに何かあると想像したのではないかと想像します。




ついでに言えば、この歌の歌詞には「モリオカというその響きがロシア語みたいだった」というのもありますが、そう言われればナホトカとかいうロシアの地名のように響きます。仙台で学生時代を過ごしていた時、東北本線で岩手に行く時、電車の向かいに、これから盛岡に行くというアメリカの夫婦がいて、雑談をあしたのですが、どこから来たかを聞いらたWoodhillというところだというので、「お二人のいく街の意味はWood(もり)hill(おか)ですよ」といったら「You are kidding(冗談でしょう)」といって笑いました。

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