<7月11日に玉川上水のシンポジウム があります。こちら>
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もう一つ書いておくと、この石(メモリアルストーン)が縦長でなく、平坦と言える岩であることについて。ニコルさんはそのことを希望していたそうです。
この碑文は実にいい言葉で、私も森を歩いていて、自分の心が素直に開いている時と、そうでない時では、森から受け取るものが違うと感じることがあります。私は仕事がら森からストーリーを読み取り、それを裏付けるデータを取るというようなことをしますが、それは森を歩くというおこないの目的のうちのほんの一部に過ぎません。そのことがこの文章にニコルさんらしく表現されています。
さて、碑文を入れたのが腰をかけるのにふさわしい岩を選んだのですが、こういう話をする時ニコルさんは「若い女性に座って欲しいからな」とニヤッとするのでした。一緒に記念撮影をするとき、誰ともなく「ニコルの好きなものは?」というと「ウィスキー!」というのですが、あるとき、ニコルだけが「セクシー・ガール!」といったのでみな笑いました。