自然日誌 たかつき

自然についての問わず語りです。

キジバトを開く 7

2022年01月14日 | 標本
砂嚢の中にある「内だま」は単純な球と思いきや、そうではありませんでした。下の写真のように厚い筋肉の外側から内側に圧力をかけると、正面の奥に縦のスリットが入り、その奥に別室があるのです。

砂嚢の内だまの奥にある別室。これを「小袋」と呼ぶ。

取り出した内だまをピンセットで上下に挟むと、その別室は皮が薄いことがわかります。いや、内だまそのものの壁が厚いというべきです。この別室を「小袋」と呼ぶことにします。

キジバトの砂嚢は次々に新しい発見があります。

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