自然日誌 たかつき

自然についての問わず語りです。

ヒツジの群れ

2010年08月28日 | モンゴル動物
タイトルからいっても、流れからいってもヒツジの説明をすべきところですが、そうしない。この写真で私がいいたいのは、日射しです。時間は夕方の7時を回っています。それなのにこの日の高さ。7月ならもっとです。北国の夏は驚くほど日が長い。ですから夕方の7時でもこんなに高いところから日が射すのです。日本なら3時か4時くらいの感じです。もうひとつは影の長さです。このときもかなり長いですが、このあともっともっと長くなっていきます。さえぎるものはありませんから、太陽が地平線に近づけば近づくほど長い影ができます。私は群落の記載をするので、植物をみながらノートに書き込みます。そうすると、この横からの夕日というのがどうもやりにくい。明るい日のあたる部分と暗く影になった部分が、日本では見たことのないような具合にl交錯するので、植物の確認がしにくいのです。
 いずれにしてもモンゴルが北国であり、そこでは夏は9時くらいまで明るく、不思議な光になるということをお伝えしたいと思いました。



追記 植物のありなしがわからないとはどういうことかとお思いかもしれませんが、群落記載というのは生育しているすべての種を記載するので、5cmほどのイネ科の葉がチョロチョロ生えているのも見のがしてはいけないのです。あでやかな花が咲いているのを見逃すということではありません。
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