アファンの森を歩いていたらピンクのものが見えました。なんだろうと思って近づくとショウジョウバカマでした。ショウジョウというのはオランウータンのことで、クロショウジョウはチンパンジー、オオショウジョウがゴリラですから、類人猿ということですね。もともとは大きなサルということだと思います。葉が放射状に幌ガルようすをはかまにみたてたようですが、どちらかというと花で名前をつけてほしかったと思います。とても魅力的な花です。2枚目の写真は、花というよりうしろの林をみてほしいです。早春の林はこんなにすけすけで、植物が少ないのです。
ショウジョウバカマ 2011.5.7 アファンの森
コメント:昨日(6月14日)のスミレについて、MKさんから「2枚組の下のは、スミレを後ろ側から見るとの写真ですか。比べて見て 同じようだけど それぞれ首のかしげ具合から「生きています。」という力を感じました。今まで、花の中を覗いた写真を拝見して、私も近頃覗いているのですが(結構 虫がいます)、花を裏側から見る発想を知りました。」というコメントをもらいました。ありがとうございました。「後ろ側」ではなく、「横から」ですが、スミレは「距」といって花の奥に細長い筒のようなものがあり、その入り口のことろにガクがついています。このガクの形が識別の重要なポイントになるので、スミレ好きは必ずここを見ます。アオイスミレは幅広の長円形ですが、スミレサイシンでは先細りになっています。多くの場合、花の色とガクの色のコラボレーションが美しいものです。また「距」もミヤマスミレは細長いですが、スミレサイリンは太いです。「距」がえらく長い「テングスミレ」というのもあります。側面からみると、花を支える茎(花柄)がみごとに湾曲しているのがわかります。スミレに限らず花は正面から見がちですが、「舞台裏」にも細心の配慮がされているのを見るのも楽しいものです。自然を人にたとえるのはよくないかもしれませんが、お化粧やおしゃれでも、「正面だけ」はがっかりします。
ショウジョウバカマ 2011.5.7 アファンの森
コメント:昨日(6月14日)のスミレについて、MKさんから「2枚組の下のは、スミレを後ろ側から見るとの写真ですか。比べて見て 同じようだけど それぞれ首のかしげ具合から「生きています。」という力を感じました。今まで、花の中を覗いた写真を拝見して、私も近頃覗いているのですが(結構 虫がいます)、花を裏側から見る発想を知りました。」というコメントをもらいました。ありがとうございました。「後ろ側」ではなく、「横から」ですが、スミレは「距」といって花の奥に細長い筒のようなものがあり、その入り口のことろにガクがついています。このガクの形が識別の重要なポイントになるので、スミレ好きは必ずここを見ます。アオイスミレは幅広の長円形ですが、スミレサイシンでは先細りになっています。多くの場合、花の色とガクの色のコラボレーションが美しいものです。また「距」もミヤマスミレは細長いですが、スミレサイリンは太いです。「距」がえらく長い「テングスミレ」というのもあります。側面からみると、花を支える茎(花柄)がみごとに湾曲しているのがわかります。スミレに限らず花は正面から見がちですが、「舞台裏」にも細心の配慮がされているのを見るのも楽しいものです。自然を人にたとえるのはよくないかもしれませんが、お化粧やおしゃれでも、「正面だけ」はがっかりします。