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続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

将来のクルマは(1)

2020年12月13日 10時15分03秒 | 日々のこと
先日東京都が2030年以降はガソリン車ダメという方針を掲げました。

「ガソリン車」の定義の中にはハイブリッド車を入れないということなので、ハイブリッド車なら30年以降もOKということです。

でもハイブリッド車と言ってもいろいろです。なんちゃってハイブリッドのマイルドハイブリッドとかスポーツ走行に振っているハイブリッドならいいのでしょうか。

MINI Crossover SEに代車で乗ったことがあるんですが、静かで瞬発力もありますが、航続距離が短く、単位距離に対するガソリン消費もよくありませんので、二酸化炭素排出削減にどの程度寄与しているのかは疑問です。どのあたりで線引きするのかが難しそうです。

都としてはハイブリッド車を過渡期としてEVへの移行を見据えているのでしょうか。マスコミなんかはそんな論調ですが、車の生産から廃棄までのライフサイクル全体をみると、EVは分が悪いという話を聞いたことがあります。そんなこと行っていたら中国で商売できなくなるぞ!中国がEVにシフトしているのだから、中国で売れる車を作らないといけないんだ、ということなんでしょうけど、EVはお値段が高いです。充電にも時間がかかりすぎます。

少し前に出たHonda e は450万~500万以上、そのうち出てくる日産のアリアは500万が売れ筋だとか。そんな高い車、普段の足に誰が買いますか?航続距離は短いし、冬場はもっと短くなるし。充電も時間がかかるし。そもそも自宅で充電できない人も多いでしょう。

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