ゾフルーザというインフルエンザの薬はとてもよく効きました。服用して3日目の今日、まだ咳が少し残りますが体の中にウィルスがいる感じはなくなりました。学校保健安全法では「発症後5日間かつ解熱後2日を経過するまで」は学校に来てはならぬとなっていますが、この尺度でいうと私の場合は明日からは無罪放免ということになります。
年末にインフルエンザにかかってしまうと予定していたことができなかったのでこれから忙しくなります。特に今年はストックホルムに行っていたので「年末進行」ができずなおさらです。
とりわけ演奏の方のリハビリを行わなくてはなりません。11日に本番があったので、この日までは最高レベルを維持していましたが、その後はほとんどまともな練習をしていません。ストックホルムで新しいアッティオルバートで毎日練習を継続しようと計画していましたが、ストラップや滑り止めを忘れたためあまり長い時間練習ができませんでした。
インフルエンザに罹っていたときは全く練習できませんでしたし、きちんと基礎練習も含んだ練習が出来なかった期間は2週間近く及びます。今日からリハビリです。1週間休んでいてもそのあとすぐ弾けるようになる!と豪語する方もいらっしゃいますが、そういうことはあり得ません。そう感じているのならそれは基準が違うかもともと大した技術を身につけていない場合でしょう。普通は3日休んだら技術を戻すのに10日くらいはかかるものです。今回は多分10日以上かかると思います。
いやぁストックホルム行きで多少技術が落ちることはわかっていましたが、インフルエンザ罹患は予想外というか予定外でした。コロナのワクチン接種のときに一緒にインフルワクチンも接種してもらってたらよかったと後悔しています。今年のインフルエンザは感染力がものすごく強いそうですので、皆様におかれましてもご留意してお過ごし下さい。
このようなお話をお聞きしますと、どんな世界にも言えることなんだなあと痛感します。
野球も楽器演奏も勉強も専門職のような仕事も、武道、スポーツの世界も全部そうなんだなと思いました。
継続する修練、これに勝るものは無し。
3日休めば、何十日も絶好調を取り戻すのに時間を要す、毎日、日々練習。
ちょっと違う方面ですが、私の別の趣味でもある航空機の操縦もまさにそうです。私は某航空会社の運営する飛行倶楽部に入ってますが、操縦訓練は欠かすことのできない必須のものです。特に着陸の技量は、やってないと確実に衰えます。
かつて、ちょっと前に亡くなられた国内最高齢パイロット(元海軍の爆撃機の操縦士の方)からも少し操縦指導を賜ったこともありますが、その方でさえ操縦を欠かさずやっておられたほどです。とても勉強になりました。昨今、飛行機のレンタル料も破格に高くなり、以前のように頻繁に乗れる状況でありませんが、アメリカもお高くなって困ってます。。。
あちこち手を出す年齢ではもうないですが、バロックリュート、エレキ、の2つは毎日練習をしてます。やはり趣味とはいえ、弾くべき目標を持ってないと気持ちが継続しませんね。私の場合、終わりなきバッハとヴァイス、それと米国のエレキの神様の超速弾きインスト、でも、ビート160の壁はあまりに大きいです・・・・。