4月20日に発注したCD弦が届きました。発注先はドイツのGeigenbau Zillmann のサイトです。マイセンにあるらしいです。製造元に注文するよりずっと早いですね。
4月18日にバス弦を交換したのですが、そのうち11コースが初期振動が不良でした。最初の1秒間くらい音程がグワーンと揺れてその後安定します。揺れ幅は多分1,2セント程度でしょうけどこう言うのってホント困るんですよね。どの位置で合わせたらいいのかわからないので。1秒後の音程が安定したところではもう音のエネルギーがなくなっていて聞こえにくいし。
今回交換するのはこの11コースと手持ちがなくて交換しなかった13コースを交換します。古い弦(といっても10日張っていただけでしたが)を袋から出して新しい弦を張ろうとしましたら、弦を触った触覚が異なることに気がつきました。
写真下の方が10日間張っていた弦、上が新しい弦です。古い方がザラザラしているのに対して新しいのはツルっとしています。色目も異なり古い方は色が薄いです。
古い方は結構前に購入したもののようで、最近のCD弦は素材を少し変えてきているみたいです。切れにくくするためにステルス製品改良をしているんでしょう。13コースも11コースと同じ色の弦でしたから、こちらも交換して同じ色になりました。
新しい11コースは音の揺れが認められましたが、調弦に支障をきたす程ではなかったので一安心。
バス弦は基本的には切れない(CD弦は切れにくいと言った方がいいかも)のでずっと張りっぱなしという人もいるかも知れませんが、それは間違いです。新しい弦を張れば随分音が前に出るということを実感するはずです。一年に1回程度は交換した方がよろしいでしょう。CD弦だけでも1万2,3千くらいかかってしまいますが。
>アキラのナイルガット弦をギターに張ってみたことがありますが、音質どうのこうのより... への返信
ナイルガットの表面は確かに他の素材の弦より少し研磨が粗めかも知れません。名前はナイルガットでガット弦のような音が出る感じですが、実際はガット弦とはほど遠い音です。