リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

大腸内視鏡検査

2021年06月09日 12時32分53秒 | 音楽系
昨日市内のA病院で大腸内視鏡検査を受けてきました。実はもうこれで5回目になりますので、要領は心得たものです。


「退院」の日の朝です。朝ってこんなにすがすがしいものなんですね。

4年半ほど前に、市が行っている健康診断で便に潜血が認められるとの診断で精密検査を受けよ、とのご宣託がありました。2017年に亡くなられた名古屋のギター界の重鎮であり盟友の酒井康雄氏がその頃大腸がんで闘病中だったこともあり、私もちょっと焦りました。そこでA病院で内視鏡検査を受けたのが始まりです。そのときはポリープが2つあったので切除してもらいました。先生からは念のため半年後にまた受検するようにと言われたので、半年後に受検したらまたポリープが1つありました。1年で新たに1つが成長したわけですが、前回の見落としだったのかも知れません。まぁこれも良性で切除しておしまいです。

その次は1年後に受検しましたが、さすがにもうポリープはありませんでした。あってたまるかという感じですね。で、さらに1年後に受検でこれもOK、さすがに次は2年先でいいでしょうということで今回受検しました。

私は腸が人より長いらしく、鎮静剤なしで内視鏡検査をするとそれはもうのたうち回る痛さを味わうことになります。それは多分陣痛と同じくらいなのではないでしょうか。(家内に聞いたらバカにされるかも知れませんが)子供の頃カエル風船を作ってよく遊びましたが、あの時のカエルもこのくらいは痛かったのかも知れません。カエルたちの怨念がこもっていたかのような痛みは気絶寸前まで行き、もうひょっとしたら死ぬのではないかとさえ思ったくらいです。

第1回目の検査では拷問のような苦しみを味わいましたので、それ以降は鎮静剤を投与して頂き受検することにしています。それでも確認しておかないと結構危なくて、前回(2年前)は、検査の少し前までは鎮痛剤なしで検査することになっていました。事前に確認したので事なきを得ましたが。

今回ももちろん鎮静剤ありです。鎮静剤を使った場合は入院して一泊しなくてはいけない決まりがあって、今回も一泊させていただきました。問題はなかったということは看護師さんから伺って知っていましたが、翌日朝に検診があります。先生から、「中川さんには、(腸が長くていろいろメンドクサイ人なので←こんな風にはおっしゃいませんでしたが)今回は最新の機器を使いましたよ。はい、今回も綺麗ですね。次回は1年後にしましょう」

あれ?2年後じゃなかったのかな?ま、トシなので1年後ということなのでしょう。先生からは私の腸内の写真を見せて頂きましたが、美しいものですねぇ。ということでまた来年です。2日間まともなものを食べていなかったので、とてもお腹が空きました。